出会い ~人の魅力~
こんにちは、国際協力ボランティアの中川です。
今回は、9月14、15日に行われたボランティアの日を含めた活動に対する自分自身の振り返りについて書きたいと思います。
今回、私が名取市での活動に参加するのは2度目でした。前回参加したときは、事前に勉強していたもののついていくのに必死で、またどうして良いのか分からずキョロキョロしている時が多く、気が付いたらあっという間に終わっていた、というのが正直な感想でした。そこで、今回は参加してくださっているボランティアの皆さんと積極的にコミュニケーションをとる!ということを個人的な目標として密かに胸に抱きつつ参加しました。
結果は、、
70%達成!!と自己評価しています。
初めての方に話しかけるときには少し緊張しましたが、みなさんとても優しくお話してくださいました。複数の企業さんが参加してくださる日ということもあり、参加者は、年齢、ご職業も全く異なり、パン屋さんの方や山口県の検察庁の方など、とても幅広いです。また、宮城県から参加される方もいらっしゃいますが、沖縄県や九州地方など遠方から参加される方も多く、バックグラウンドが全く異なります。
特に印象的だったのは、埼玉県川越市(私の出身県という事もあり、とても親近感を感じました笑)の薬局に勤められている方とのコミュニケーションです。その方は、去年の秋にも参加されていて、今回は2度目の参加。祖父の家が東日本大震災の津波で流されてしまったというバックグラウンドをお持ちの方です。「このボランティアに参加して何かが変わった。自分にも何かできる事はないか、と思うようになった」とお話してくださいました。私は、この言葉がとても心に残りました。マツを海岸に植え育てて防災・減災に備える、ということだけではなくて、活動に参加する・関わる人の心を動かしている、という新たな一面が見れたような気がします。また5年間、毎月ボランティアに参加してくださっている方は、「朝早いから朝だけ億劫なんだけどね、なんか薬みたいなもので来ちゃうんだよ~笑」と笑いながらおしゃっていて、本当にすごいな~と思います。
オイスカの海岸林再生プロジェクトのボランティアに参加する魅力は、確かに活動後の達成感、かわいいマツへの愛着(?)などが挙げられると思います。でも、それだけではなくて、ボランティアに参加してくださっている方々の魅力が大きいと思います。なので、今後参加されている方は休憩時間やお昼時間に他に参加されているボランティアさん(企業を越えた)とお話してみるのはいかがでしょうか?少なからず、私は学びや発見が多くありました。
今回参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!!ゆっくり休んでくださいね~~