台風21号翌日

2018年9月7日( カテゴリー: いきもの, 現場レポート )

まずはアナウンスから。
9月3日、河北新報社夕刊、名取出身のイラストレーターicoさんのエッセーでプロジェクトを
紹介くださいました(8月30日、東京本部来訪、第1迎賓館の餃子屋にも行きました)。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201809/20180903_13060.html
(河北新報社・まちかどエッセー・物江麻衣子で検索すると他のものも読めます)
台風21号で関西空港滑走路が水没した9月4日、名取は翌朝まで暴風雨。最大瞬間風速22m/s。
当然事務所は揺れに揺れました。翌日朝、「22mぐらいなら防風垣が飛ばされないだろう」と
思いながらも、念のため、被害がないか確認に行きました。
南南東の突風が吹くと何か起こりやすいので。
地元農家は、早朝から排水機の門のごみを取り除いています。水路はかなりの勢いで流れています。
私が通った農地は大きな水没はなさそう。この10日で約115㎜の雨でも、これまでの少雨が幸い。
多くの関係者・ボランティアのおかげで気になっていた場所は即排水され、
防風垣など全体とくに異状なく、途中からランニングで海岸林公共工事を見ながら岩沼二ノ倉まで。
オイスカの現場の変化は、2018年植栽地の苗は、北西に向かって斜めになっていたこと。
2014年植栽地南東端も、よく見ると煽られた跡がある。
風衝樹形の始まりかな。

台風前、99%の苗がまっすぐ立ってました

台風前、99%の苗がまっすぐ立ってました


台風後、みんな斜めに変わりました。この後どうなりますかね

台風後、みんな斜めに変わりました。
この後どうなりますかね


明日から2日間、「松くい虫防除実務研修」秋田に向かうため、
11時から歩いてレンタカーの空港受付まで。朝見えなかった部分を点検。
朝から誰より忙しいのは「トンボ」のカップル。
クロマツ林床から排水された水溜まりに、ひたすら卵を産んでいる。
1日どのぐらい産むんだろう。昼寝したかったけど、つい、トンボ観察に代わってしまった。
水色の顔のは、朝ゲート開ける時にいきなり発見。
トンボの中でも今日忙しいのは、ギンヤンマとイトトンボの2種類のカップル。
そのほかのトンボは、まだカップル成立ではないのかも。
ギンヤンマの産卵。今日はいつもの何倍ものギンヤンマが集まっていた。僕にぶつかってくるぐらいの慌ただしさ

ギンヤンマの産卵。今日はいつもの何倍ものギンヤンマが集まっていた。僕にぶつかってくるぐらいの慌ただしさ


写真撮れるのはカップルが卵を産んでいるときだけ。
そのほかのトンボは、休みもせず飛んでいるので撮れません。
やっぱり虫取り網が欲しくなった。次の日曜日やろうかな。
トンボだけでなく、防潮堤で吹き上がった風がどの辺に吹き付けるのか、
林内を歩きながら点検してみたい。マツが倒されている可能性もなくはないし。
100m以上先にとまったハヤブサ。トンボに続き、初の撮影成功

100m以上先にとまったハヤブサ。トンボに続き、初の撮影成功

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