出た出た芽が!育苗場より
2018年5月25日( カテゴリー: 現場レポート )
海岸林担当の鈴木です。
このところ【観察日記】をサボっているのですが、観察は続けていて写真は撮りためています。
近々まとめて報告します。
植樹祭の日に育苗場を見てきました。
ちょうど1年経った苗が力強く天に向かって、お隣さんと争うように上へ上へと穂(頂芽)を伸ばしています。
春は植物の生命力を感じる時期ですね。
しばらくすると穂から新しい葉が出てきます。
東京で育てている苗より緑が濃いような・・・活力があるような・・・再生の会のみなさんの愛情をたっぷりうけているからかな??
4月26日に種まきをしたクロマツ、めんこい姿になっていました。
おそらく4~5日前に発芽したのだろうと思います。
まだ弱々しいけれど、帽子をつけたまままっすぐ天に向かって伸びて伸びています。
発芽して7日ごろの折り紙で作る七夕飾りの提灯のような姿がいちばんかわいいなぁと個人的に思っています。
もう今頃はぼんぼりの姿から帽子が取れて葉が広がっているのだろうと思います。
名取事務所の菅野さんが
「頭がちょんぎれている苗があんだ~」と
え~とどこにあったかな?あったあったここ!
見ると無残な姿に
2週間ちょっと土の中でもぞもぞして、皮をやぶってやっと出てきたのに、皮の少し下でかみ切られ、その下の柔らかい葉だけを食べられてしまいました。
100本に1本くらいの割合で被害にあっています。
「せっかく芽が出てきたのになぁ。かわいそうだよなぁ
これに泣いている顔を書いてブログに載せといて!」
と、菅野さんの発想が微笑ましくもありました。
(どこかパイナップルみたいに見えますね)