植樹祭初参加の仙台南高校の生徒さん
2018年5月21日( カテゴリー: 現場レポート )
植樹祭には宮城県立仙台南高校放送部で活動する2年生の女子生徒ら3人が先生とともにはじめて参加しました。昨年夏、名取市で開かれた全国トンボ市民サミットで名取市海岸林再生の会の鈴木英二会長に会ったのをきっかけに、オイスカの活動に関心を持ったといいます。今回は植樹体験だけでなく、秋の県の新人大会に向けての番組づくりも目的。植樹祭の様子を、写真とナレーションを組み合わせた「オーディオピクチャー」という5分の作品にまとめるそうです。
会場では、お互いに写真を取り合うだけでなく、名取北高の生徒ら参加者たちにもカメラや録音機を向けて「参加したきっかけは?」「感想はどうでしたか?」などと質問をぶつけていました。追加取材もしたうえで仕上げた番組は、出来がよければ全国大会(総合文化祭)に進めます。応援しています!
では、と、こちらも植えつけ作業の感想を取材してみました。みんな、小中学校時代に農業体験の時間があり、農家に行ってクワを使った農作業や焼畑などを経験したことがあるそうです。「でも、その時はやることが全部準備されていたから……」。農家からすれば、簡単なことをちょこっと手伝ってもらえば、という程度の「お客様あつかい」だったのでしょう。
では、きょうは? 「クワで土を掘るのが大変で難しかったよね」「そう、大きな石もけっこうあったしね」とうなずきあっています。農業体験よりも大きなインパクトが彼女たちには残ったようでした。