7月28日、今日の皆さんは98%初参加。
沖縄県以外というぐらい全国から。30歳前後の若い方が多い。
組合員に広く呼びかけ、きっかけをつくるという趣旨にとても共感する。
ですが、人数は多い分、半日のため、イチからの説明と作業時間の配分が難しい。
それにしても85名。「多くなり過ぎてご迷惑かけてないですか?」
こんなありがたいことはありません。
「植林をすると思ってきた人、手を挙げてくださ~い」と聞くと、半分ぐらい・・・
仕方ありません。組織として事実上初実施ですから。
「オイスカ海岸林は植林させてくれない」「過酷」と広めてください。
なぜ、植林をしないか・・・このくだりは、少なめに説明。
限られた適期、プロ中心で植える理由、植樹祭を行って地元市民には植えてもらう理由・・・
私は9日ぶりの名取。
ボランティアとの仕事と並行し、明日以降のため、周囲の現場把握も多少しなければならない。
今日の指導者は、都合で地元市民の大槻さんと、私の2人だけ。フル回転。
実質3時間の作業開始。慣れない仕事。慣れない道具。
「おばあちゃんの家の庭の草むしりして以来です~~」と若い女性。
鎌を縦に使う人もいました。
「その使い方だと、クロマツの根を切っちゃうよ~」
これ、別に珍しくありません。いいんです。こういうところからでも。
僕が飛行機の整備場に行ったら同じようなものですし。
根っこの形を絵をかいて教えたりするのも、いいんです。
「なんでクロマツの周りに草が生えるんですか?」
シャイな人が多いのかなと思った割に、質問してくれる人がいつもより多かった。
今日の場所は、これまでのボランティアが片付けたツルマメの大繁茂地を抜け、
大鎌で一度すでに刈った場所。つまり6・7月で2回目。ですから進みが早い、はず。
「この場所はウォーミングアップ」というとキョトン?とする人が多数。
それも仕方ない。いいんです。
ですが、今日は棒立ちの人がとにかく目に付いた。
これは「いいんです」とは言えない。大槻さんは苛立ち始めるかな~、叱るだろうな~
組合の幹部の方には、こういう話も即刻その場で伝えます。
やっぱり、相手の身になればわかる。目標や目安を示さないとモチベーションは上がらない。
ボランティアの動かし方、観察の仕方、その根拠などここでのやり方をリーダーには解説。
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で、そのあと、いつものごとく、
「ボランティアを戦力と考える」「いい加減な気持ちなら来なくていい」と十八番の話。
ギア上げますよ! 今日は棒立ちを一掃しようと、目標を示し、陣形を変え、場所も少し変え。
目の色が変わる人がいるかどうか、いつも目を観察します。
いました。今日も、たくさん。まっすぐこっちを見てる人。
ここからは棒立ちの人などいなくなり、あっぱれなチームでした。
「もっとやりたくなりますね~」と女性の方。私もです。一緒に。
もっと一人一人と話したくなる。
お別れの時、大槻さんとバスに向かって手を振ると、投げキッスが飛んできました。
まいった。寝れないかも。僕は男ですから、それでいいんです。

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