今年の下草刈りは約51ha。東京ドーム全敷地10個分。
おかげさまで、計画通りお盆までに1回目の下刈を完了することができそうです。
ボランティアが6・7月、お盆までに900人が下草刈りにあたります。
受け持ちは、2017年植栽地約14haのうち「ツルマメ」集中地区約6ha。
6月8日以降、オイスカタイ総局、化学総連、全積水化学労組、京セラ労組
凸版印刷労組青年部が除草した場所は、すでに6・7月で2回刈りを行いました。
何しろひどい場所なので。
お盆までに900人で、6haを刈り切ることができそうです。
下草刈りは、宮城中央森林組合が2017年・2016年植栽地約25ha、
松島森林総合が2014・2015年植栽地約26haを受け持ちます。
ボランティアの活躍は常々お伝えしていますが、プロ2チームも着々。
林久美子さんが車洗いと掃除を手伝ってくれたオタクの休日、
プロの進捗状況全体を実査してきました。
私、佐々木統括とともにプロチームの「現場監督員通知」の書類を出しています。
(私にとってホンネではこの肩書は、部長以上に名誉ですが、
まだ、本当に「ひよっこ」で、肩書に自分が追い付いていません)
松島森林総合はベテラン。発注内容も高度です。
宮城中央森林組合は30歳前後の若手。

7月14日出勤の宮城中央森林組合の通称「長坂班」3名。6月から毎日ず~っと来てくれてます。夏の下草刈りというのは、林業で指折り過酷な仕事なのです。毎日ですから。

7月14日出勤の宮城中央森林組合の通称「長坂班」3名。6月から毎日ず~っと来てくれてます。夏の下草刈りというのは、林業で指折り過酷な仕事なのです。毎日ですから。


この若手林業労働者とは、2014年以来、一緒に地を這ってきた仲間。
ずっと組んでいます。いつも連携をとって、進捗を確認しています。
時には厳しい要求もしました。プロ同士ですから。
7月16日、あらためて実査してみて思ったのは。
「仕事が上手になった」こと。
「この植栽地全部、俺達いっしょにやってきた場所だからな。それを忘れるな」と
繰り返し言っています。本当にそうなので。
「刈り方が雑だな」と思うこともありました。思っても言わない時もたくさんありました。
どんなに頑張っていても、わずかの誤伐は仕方ありません。
ほんの0.0・・秒の誤操作でクロマツを伐ってしまいますから。
若手であれば一日1本2本は許容範囲です。
下刈施工後。刈高は低く、クロマツの根元ギリギリまで攻めてます。「①刈高は力枝以上でいいぞ、②(クロマツの根元)際は無理しなくていいぞ」と言ってますが。集中力と根性を見る思いです

下刈施工後。刈高は低く、クロマツの根元ギリギリまで攻めてます。「①刈高は力枝以上でいいぞ、②(クロマツの根元)際は無理しなくていいぞ」と言ってますが。集中力と根性を見る思いです


今年は彼らの何かが違います。(気のせい?)
何度も何度も実査して口に出すのを我慢してきましたが、
誤伐云々という些細なことではなく、仕事全体を見て
「お見事!」と思いました。
再生の会、林業労働者チーム、ボランティア・支援者寄付者、行政当局など関係者と
感動や誇りをともにしながら仕事してゆこうと、いつも思います。
酷暑。7月15日もキツイ日でした。誰一人、怪我人や病人を出さないで安全に。
ハチ毒吸引の「ポイズンリムーバー」を多めに買ったのであげました。この場所はいませんが

ハチ毒吸引の「ポイズンリムーバー」を多めに買ったので
あげました。この場所はいませんが

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