【観察日記】松葉
2017年7月24日( カテゴリー: 本部発, 東京本部のクロマツ苗「観察日記」 )
こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
1個だけ残ってしまっていた里芋から芽が出ていたので、プランターに植えてみよう!と植えたところ、葉がにょきにょき元気に育っています。植物を育てるのは観察する楽しみがあっていいですよね
里芋の話ではなく、クロマツの話に戻って・・・
クロマツはどのように背丈が伸びるのだろう?
と不思議に思っていたところ、
葉と葉の間があき背丈が少し伸びました。
小さいながらも上へ上へと伸びるエネルギーを感じます。
このままグングンと・・・と期待するのですが、どうやらこのままグングンとはいかないようです。
清藤先生によると、もうしばらくで背丈は伸びなくなるのだそうです。
それにしても、
いつになったら二本くっついた松葉になるのかなぁ?
松葉だけど、松葉っぽくないなぁ
発芽したばかりの頃は柔らかくってふにゃっとした感じの葉だったのが、この頃は少しだけ固くなり、しっかりとした感じになってきました。
それでもいっこうに松葉になる気配はありません。
清藤先生に伺ってみたところ、
「来年の春先から初夏にかけて伸びる頂芽の赤ちゃんが初秋に出てきます。ここから出る葉が二本くっついた、いわゆる“松葉”です」
との回答でした。
このように伺っていたにもかかわらず、
あれ?これはいわゆる“松葉”の赤ちゃんではないのかな?という葉を発見!
この葉はどのように成長していくのだろう?またまた観察する楽しみが増えました
事務所の下の階の保育園に通う園児と送迎のお父さん、お母さんに見ていただけるように看板を作りました。
白地の看板がよく目立ち、でもまわりによく馴染み、とてもいい出来栄えです。
保育園に通う子どもたちにもかわいがってもらえるかな~