【観察日記】癒しをもとめて
2017年7月23日( カテゴリー: 本部発 )
こんにちは
海岸林担当 鈴木です
本部で育てているクロマツの成長を特に楽しみにしてくれているオイスカ職員のMさん
時々、一緒に観察しています。
「苗木の写真をとりたいんですが・・・」というので、
「水やりをした後の方が緑色がきれいですよ!明日、水やりする予定なのでお誘いします」
クロマツは適度に乾燥した土壌を好む性質があります。
水やりは3日に1回くらいで十分だと吉田から指導をうけています。
ついつい、朝顔やホウセンカの水やりの感覚で”こんなに土が乾燥しちゃってかわいそうに”と思ってしまうのですが、クロマツにとっては毎日のように水やりされてはいい迷惑。
2~3日くらいの乾燥状態を過ごしての水なので、水やりすると葉がとても活き活きと輝いて見えるのです。
翌日、
水やりしますよ~とMさんをお誘いし、カメラ片手に一緒に見に行きました。
一眼レフのごっついカメラのファインダーをのぞき、地面すれすれにカメラを構えて撮影する姿はプロのカメラマンのようです。スマホでも撮影。
そして、何やら袋から取り出したもの・・・ちびっこシーサー!
小物を入れるとかわいい写真が撮れるかなと思って~と自宅から持参したとのこと。
「毎日、パソコンとにらめっこなので、かわいい健気な苗木の写真を眺めて、少しでも癒されたくて~」とMさん。
苗木や赤ちゃんなど、小さくて人のお世話を必要としているものには人の心を癒してくれるものがあるのですね