広報室の林です。
この地球外生物のようなもの、何だか分かりますか?
申し訳ないけど、気持ち悪い! と思ってしまいました。
実はこれ、海岸林再生の現場に自生しているハマボウフウの花です。
写真は6月に撮影したもの。花はカリフラワーのような姿をしていました。
ハマボウフウはセリ科の植物で海岸の砂浜などに自生するそう。宮城県では絶滅危惧種に指定されているとのことで、名取市にはハマボウフウを保護するために活動をしている団体も存在しています。
鳥が大好きなボランティアMさんは、植物のことにも詳しく、「草刈りの際にハマボウフウは残してもらいたいなぁ」とおっしゃっていました。
新芽をゆでて食べるとおいしいのだとか。
7月の活動日に、「ハマボウフウ知ってますか?」と参加者の方々に聞いてみると多くの皆さんはご存じありませんでした。そういう私もここの現場に来るようになってから知ったのですが……。
地元企業の若いボランティアさんが「そういえばじいちゃんが食えるって言ってたなぁ」と。その後に続いた「っていうか、新芽だったらなんだって食えるんだって言ってたなぁ」に深く納得。そう、大抵のものは、おいしいかおいしくないかは別として何だって食べられるのです!
一度マツも食べてみようかなぁ……