6月初旬、震災以降はじめてスズメバチに遭遇。女王バチと思しき大きな個体。
大至急スズメバチの巣をつくらせないように、女王バチ狙いの誘引液入りトラップを掛けたら
即効果がありました。喜んでいいのやら・・・?
植生が豊かになり、スズメバチの巣をつくる可能性が高い名取市海岸林南部2.5km等に
6か所設置しましたが、一番可能性が高い場所でまず1匹確保しました。
誘引液をおなか一杯に飲んで動けなくなるんだそうです。
私が見たときには頭だけ残って、カラダは溶けちゃって無くなってました。
今後ボランティアが作業する可能性が高い場所は、木が小さくハチはまだいません。
いずれにせよ、秋に向けて注意喚起します。
2014年植栽地は、松の枝をよく見ると、アシナガバチの巣ができています。
(意識して探すとなかなか見つからないんですが・・・)
去年はフタモンアシナガバチ(黒くてミツバチよりカラダは小さく、脚は短い)ばかりでしたが、今年はアシナガバチの種類も増えるでしょう。
こういう場所はボランティア作業は避けますが、それ以前にプロによる下刈1回目がすでに完了しつつあります。
ハチ対策の常備品は、
①ハチノック(住化グリーン㈱製) 抜群。蜂の巣を見つけたら丸ごと退治するとき
②毒吸引器 刺されたら即、毒を吸い取る
③塗り薬 量販店には売っていないもの
いつも、こういうものをカバンに常備しています。
また、下刈など育林事業量の増加、ボランティア作業の安全性を考え、プロの指導の拡充を
計っています。佐々木勝義さんに加え、時に応じて、鈴木純子さんというプロ中のプロが
すでに来ています。
KY(危険予知)に関して、ハチを意識する時期に入ります。
巣がありそうな場所を回避するなど、万全を期しますので、ご安心ください。
ボランティアにお願いしている、植栽1・2年目の場所には巣はありませんが。