広葉樹補植に備え、その前日10月14日に掘り取り・仮植を行いました。
再生の会からヨシミさんとノブコさん、プロはカツヨシさん、
ボランティアはヒサヲさん、オイスカはトシミチとナナホ。今日は混成軍。
統括は、北海道と東北6県の県庁林業振興課の大型バス1台の視察対応。
「今日、植林やんのがぁ?」「なんだ、そんでねーのがぁ」
広葉樹のことになると、伝達がどこかから伝言ゲームのようになる(笑)
震源地も大体わかっている。でも出勤してくれて助かる。今日は大変だし。
「植林じゃないっすよ」とわかってもらうために、
「お茶っこ」飲みながら、よーく打ち合わせ。今日のメンバーは初構成。
今日は掘り取り、仮植すべて終わらせたい。終わらなかったらどうしよう…
皇居で採種され、先年秋は「とても植えるに値せず」という生長だったエノキが、
今夏、巨大化、根元は肥大化… ん?だれか、変わった肥料やったか?な、わけない。
「根っ子はどんなだぁー?」 やってみなければわからない。
まず、カツヨシさんはひたすら剪定。その後、みんなが1本ずつ掘り取る。
数は大したことがないけど、根が張っている。
数日前の雨で、下のほうは程良く土が湿っている。
植付にもいいタイミングだ。
「よすだくん、そんでねくって、こうすんだ」
「よしだくん、そんなんじゃだめだ、こうすんだ」
ヒサヲさんは元社長だから標準語に近い。

掘り取り

掘り取り


初構成だけど、すぐに呼吸があってきた。
70歳代の3人、とくにヒサヲさんは、カラダじゅうで呼吸するように、
怒涛のように剣スコを突っ込んでゆく。とても72歳と思えない。
いまは穏やかだけど、社長時代はどんな働き方だったか、想像がつく。
「こち亀」の本田君がバイクのハンドルを握ると人が変わるのと一緒みたい。
ヨシミさんは仮植穴を掘り、根を剪定し、仕事の回転に気を配る。
ノブコさんはみんなの仕事を見ながらすべて補佐する。
腰の張りがとれない私は、思い切りできないけど、傷めることはなかった。
ナナホもケガ上がり。
午後も即再開。もう終わりは見えていた。
水もたっぷりかけた。もう安心。
仮植完了

仮植完了


みんなが撤収した後、ちょっと気になることがあって圃場に行った。
あれー
勢い良く散水しすぎて、苗が吹っ飛んでいた。
ベテランが揃うと、つい安心して管理が甘くなる。
点検って大事です。

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