初めまして。首都大学東京4年のOです。11月6日に2度目の訪問をさせていただきました!
昨年夏、研究室でテーマを決めてミニ論文を書く!という授業が仙台であり、訪問させて頂いたことが始まりです。わたしの所属する環境地理学研究室では「土壌に何が多く含まれているのか」ということや「どれくらい堅いのか」などということを調べています。
佐々木統括に現地を案内していただきました。その時は第一育苗場、第二育苗場、植林地で表層土壌のサンプルを採取させて頂き、固相、液相、気相といった土壌の物理性やカルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムの量がそれぞれの地点でどのように異なっているのかを調べ、『人が管理すればどのような条件下でも植物は再生する』ということを教えていただきました。
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一見、グランドの土のようにみえた造成地でもマツは力強く育っているのを見せてもらいました。
今回は気候、地形を研究している友達も一緒に訪問しました。
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今回、現場を訪問させて頂いて感じたのは「境」でした。生物保護区域と造成地の境、造成地の中でも区画ごとの「境」、区画の中でも土の中には見えない「境」。その地点ごとの境は「なぜ違うのか」、「なんで違うのか」を考えていました。太陽の日の当たり方も風の当たり方も人が感じないことを植物は感じながら育っていく。人にはわからない植物を相手に大規模に植栽していくこの地域が数年後どう変化していくのかとても楽しみです!!本当にありがとうございました!
バトンタッチされました、地理学を学んでいます、Tです
私の印象に残っているのは、その規模でした。過去に何が存在していたのかは関係ない。幅200メートル、全長5kmを超えるこの計画。人間の、自然に対する挑戦の一つなのだと、実感しました。また来ます。
さらにバトンタッチされたFです。空について学んでいます。
風の観点からも、海岸林の役割は大きいのではないかと感じました。木は風から人々の生活を守る。しかし、木が若いうちは人が守らないと大きく育たない。今、人々の力を結集して木を育てる意義はそこにあるのではないかと感じました。
アンカーに任せられました、地質について学んでいるOです。
今回の訪問で印象に残ったことは、「オイスカって何スカ?」という言葉です!…というのは冗談で本当に印象に残ったのは、『支援をされて活動を行うのではなく、行政とも対等な関係で活動を進めていた』ところです。支援を受けるだけの立場ではいつまでたっても自立できないので、地域を巻き込み自立して活動しているということに感動しました。ありがとうございました。

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