オイスカは全国にいる5,000件の会員に支えられており、
北海道から沖縄まで14支部と46の支援組が運営されています。
7月17日、年に3回程度の全国事務局会議が開催されました。
私たちが現場で存分にできるのも、まずオイスカの会員さんが毎月の月刊誌に必ず掲載されているプロジェクト報告をもとに、各方面に紹介し続けてくださっているから運転資金が枯渇せず、この2年毎日欠くことなくご寄附が寄せられています。
こういうベースがオイスカの強みです。
今日は各地区事務局の皆様に、「当プロジェクトは何が他と違うのか」を、改めて再確認していただくべくオイスカ緑化技術参事の清藤城宏先生から、説明していただきました。要約してご紹介します。
①震災直後にいち早く被災地農家と接触し、
②植林をしたいだけの部外者(地元以外の方)ではなく、
オイスカのこれまでの海外等のプロジェクトと同様、地元中心主義でを進めていること
③2033年までに少なくとも11,000人もの雇用を確実に創出すること
④育苗~植栽~育林までの長期にわたる一貫施業、100haもの大規模プロジェクトは近年類を見ない
⑤行政にかつていた経験を持つ者としては考えられないぐらいの決断を、国や宮城県、名取市がしてくれた
行政からオイスカに対する期待と信用、我々の側からすれば、ものすごいプレッシャー
⑥震災から3年もたった今、年間2,000人ものボランティアが来るのもすごいが、
あくまでも地元中心主義で植栽イベントではなく、育苗や保育作業を補完すべく、非常に有効に活かしている
人づくりのオイスカらしいプロジェクトを確実に実施している。
数多ある植林活動と何が違うのか、スタッフがよく理解することが大事
私の報告は、現場の状況報告のほか、今年度の募金目標は2.1億円。
8月上旬に、これまで3年を総括するDVD(10分)、新しいチラシ、最近の新聞記事などを同封のうえ、
DVDの活用、チラシの設置・配布協力などをお願いするダイレクトメールを、8,500通送ること。
新しいチラシ10万部を来年3月末までに配布。現在350ヵ所の設置個所を1,000ヵ所にする。
活動報告会はいつでもどこにでも伺う。
ギアを替え、外回りの時期が始まります。