再生の会「総会」にて
名取市海岸林再生の会、第2回通常総会が7月4日に開催されました。
会場は名取駅から南に徒歩15分程度の、かつては結婚式も行っていたという90畳の大広間がある
料理屋さん。今日は皆さん若干さっぱりした格好で参集。
関係当局や森林組合、種苗組合、オイスカの幹部も来賓として出席し、
事業報告・決算、事業計画・予算、役員全員の留任が承認されました。
県の森林整備課長様のご挨拶がとても印象に残りました。
正確性に欠けますが、記憶と若干のメモを頼りにご紹介します。
「担当者になる前から、名取市海岸林再生の会とオイスカの取り組みには強い関心を持っていました。
先ほど植栽を終えた現場を視察して納得しました。丁寧さと愛情のある植栽と感じました。
見た瞬間返ってくるものがありました。
私自身、たくさんの現場を経験してきましたが、このような現場は初めてです。
私自身も海岸林再生に携わる力をいただきました。関係者のご尽力に深く御礼を申し上げます。
2月13日に県・名取市・再生の会・オイスカで結んだ協定の名称は、
「みやぎ海岸林再生みんなの森林づくり活動協定」です。
ハイカラな名称ではありませんが、多くの職員で意見を出し合って考えたものです。
みんなの海岸林にしよう。津波で犠牲になられた方、まだこの世に誕生していない次世代のみんなのことも思って。
そういう気持ちをもって決めました。
村井知事は創造的復興として民間の力を活かし、みんなの力を活かして
新しい宮城を作ろうと常々申しておりますが、皆さんの活動は
その象徴と言え、心から敬意の気持ちをもっています。
これからもこの活動に我々県を交ぜていただきたいです。」
昨年と同様、今年の総会でも、県の方からあたたかいご挨拶をいただき、素直にうれしくおもいました。