梅雨入りして、名取も大雨に見舞われています。
土曜日半日、事務所でゆっくりし、昼前から現場に向かいました。
植栽後の保育作業として、今日も施肥が10人工で続行されていましたが、
土曜日だし、午後は早上がりになりました。
多雨・長雨は、根腐れにつながります。
水捌けの悪い箇所とその対策を、宮城中央森林組合作業班と情報交換し、
私は全体を実踏。4月28日の最初の植栽地から、5月28日の最後の現場までじっくり歩き、
雨の日こそ、水捌けの悪い場所を把握して、その対策を打つために。
歩きながら考えると、直後の対策だけでなく、来年以降のアイデアも浮かびました。
一晩中、強い雨が続きました。
そして海からの強風も。
雨風で2度も目が覚めました。
潮風が思い切り苗に吹き付けているはずです。
海から1.4kmの名取事務所では、トイレのために表に出ると
波の轟音が聞こえてきます。
震災前は、風も砂のみならず、波音も松林が静めていたと思います。
海外のマングローブの現場で、一夜で全滅という話は幾度も聞きましたが、
そういうことが現実的にあると思いました。
タイ東北部の乾燥・洪水の繰り返しの場所のことも思い出しました。
日本の山ではそういう心配はしなかったですね。
先は長い。心配しすぎても仕方ない。
よし、東京に帰ろう。また来週来るのだから。