5月24日、「海岸林再生プロジェクト」初の植樹祭が開催されました。
何度もブログでお伝えしてきたとおり、植栽はプロの手で行う
というのがこのプロジェクトの基本的な考えです。
ただ、「名取市民の森」をつくるためには、どうしても市民の
参画が欠かせません。これから10年、20年と続いていく森を育てる活動に
主体的に、継続的に関わっていくのは地元の方々です。
そこで、宮城県民・名取市民の方々に植栽を体験していただこうと
植樹祭を企画しました。全国の支援者の方々の中には、木を植えたいと
思っていらっしゃる方が多いのは承知していますが、まずは地元、という
考えで参加者募集は宮城県内でしか行いませんでした。
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当日集まったのは約350名。
普段は強風で砂が舞う中の作業となるのですが、この日は風もなく快晴。
10班に分かれて作業が行われました。
CIMG5404親子で参加してくださった方もいらっしゃいました。(下の写真も親子です。4月のボランティア活動日にも親子で参加してくださり、高校生の息子さんが「また来たい」と感想を話してくれましたが、本当にまた来てくれました!ありがとうございます!!)
植林なんて初めてだという方も大勢いらっしゃる中、指導員としてついてくださった森林組合の方に「参加者の皆さんの植え方、大丈夫でしょうか?」と確認したところ、「ここは土がやわらかくて作業がしやすい。みんなきちんと植えてくれているので、根付いてくれると思います」との言葉が返ってきました。
 
 
 
CIMG5401しかも、皆さん真剣に作業にあたってくださり、予定していた時間よりだいぶ早く作業が終了。ケガ人が出ることもなく植樹祭を終えることができました。
名取市の佐々木市長も最初から最後までご参加くださいましたし、いつもプロジェクトにさまざまなご指導をくださる東京農業大学名誉教授の太田猛彦先生も奥さま同伴で来てくださいました。
 
作業が終わるころ、空には虹が!
太陽の周りに輪ができ、その下に弧を描くような虹が出ていました。
強風も吹かなければ、虹までがこの植栽を天も祝福してくださっているような
そんな気持ちになる植樹祭でした。植えられた5千本すべてが根付いてくれる気がします。
参加してくださった皆さま、指導にあたってくださった森林組合の皆さま、
ありがとうございました。
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