「5万本規模の植栽は魔物」
そんな実話をこれまでも聞いてきました。苗は生き物、天候は毎日違う。
ある決定的なミスやアクシデントがあると、一転して大規模に喪失するリスクがあるという意味です。
HPインフォメーションにも、本日からの植栽開始を記載しました。
http://www.oisca.org/kaiganrin/1860
おかげさまで、ここに至ることができました。
これまで3年もの間、多くの皆さまの、あたたかいご支援に心から御礼を申し上げます。
昨日4月27日(日)名取市海岸林再生の会メンバーは、28日以降の植栽に備えました。
森林組合の植栽のペースに遅れてはいけないと、先手先手で仕事を進めようと、
自主的に出勤を申し出て下さったと佐々木統括から電話連絡がありました。
統括も昼には合流し、昨年10月にも視察でお世話になった
種苗組合のSさんの指導・確認のもと、初日用の苗5,000本分の梱包作業を行いました。
①2年生苗5,000本の苗の掘り取り・出荷(「山出し」と言います)by再生の会
②植栽 by宮城中央森林組合
③1年生苗の床替(あと1年育てます)by再生の会
④クロマツ・広葉樹の播種 by再生の会
⑤植樹祭準備
⑥各種渉外・広報啓発業務
以上が同時進行する、クロマツ暦の中の最も繁忙期です。
種苗組合の太田組合長が「苗木屋さんにはゴールデンウィークはない」と言っていましたが、
もとより皆、その覚悟。東京本部も課長以上が各自自主出勤していますが、
広報室長も我々のお昼ご飯を用意してくれました。
名取事務所では、統括といつも笑い合っています。
「3歩歩くと忘れる」。
この前は二人同時に、社会の窓が開いていました。
「ハインリッヒの法則」※ を思い出しました。
チャック全開の「ヒヤリ・ハット」が事故の予兆とならぬよう、
やるときはやる、しめるときはしめる、抜く時は抜く
安全第一、メリハリつけて。
業務は粛々と、爆発的にすすめてまいります。
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ハインリッヒの法則

「ハインリッヒの法則」
全ての仕事でも置き換えられますね


※一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害、そして300件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったもののヒヤリとした、ハッとした事例)があるとされる。
重大災害の防止のためには、事故や災害の発生が予測された
ヒヤリ・ハットの段階で対処していくことが必要である。
(出所:ウィキペディア)

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