全苗連組合長の実査

2014年4月4日( カテゴリー: 現場レポート )

4月2日突然、全国山林種苗農業協同組合の太田清蔵組合長が、実査と指導にお見えになりました。
DSC_0004佐々木統括、清藤参事と私がちょうど3人そろった絶妙のタイミング。
現在、宮城県農林種苗農業組合の組合長、白石森林組合長を現在も務めておられます。
震災直後5月24日、初めての行政・林業事業体との初協議以降、現在の再生の会メンバーの初種苗農家訪問、第一育苗場の選定、初めてのクロマツ種子払い下げ、育苗場お披露目、再生の会総会、そして先日の第1回定期活動報告会と節目の全ての立ち会いはもちろん、日常的にご指導いただいています。
DSC_0002「いい苗だっちゃぁ~」
やっぱり1本抜いて、根を見たコメント。
先日、林久美子広報室長が書いたブログ「個性」について、聞いてみました。
「よく見るとみんな違うように見えるんですけど」と。
「だっちゃぁ~。色々なクロマツを混ぜてるんだっちゃ。前に西日本の杉が台風で一斉に倒れたのは、同じ種類のスギからの挿し木だったからなんだっちゃ。同じスギでも色々な種類を混ぜてるんだぁ~」
太田組合長は御年84歳。
今朝は2時起き。書類仕事をして6時に県最南端の白石市のご自宅を出て、5件の種苗農家をアポなし指導。お昼過ぎ、6件目が我々。毎日18時には「ご就寝」と聞いています。
3年前初めてお目にかかった時、
「ともに肩を組んで復興に協力したい」と言ってくださったことは、
この仕事をする限り忘れることはできません。
組合に受け入れていただけなかったら、私たちの構想は一切無に帰していたわけですから。
最後に一言、「一生懸命やってけろやぁ~」

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