我が町の中田島砂丘と防災林

2013年10月16日( カテゴリー: 海岸林あれこれ )

国際協力ボランティアの木村です。
西日本研修センターでの研修を終え、お休みをいただき帰省しました。
私の出身地、浜松は地震が多く、東日本大震災の時のような津波が来た場合、我が町は大丈夫だろうかと思い、中田島砂丘にある松林を見に行ってきました。

遠州のマツ

遠州のマツ


この中田島砂丘は鳥取砂丘(鳥取)、吹上浜(鹿児島)と並ぶ、三大砂丘に数えられるほど、砂と風が生み出す、風紋が美しい場所です。また、アカウミガメが産卵する場所としても有名です。
 
 
 
 
さて、肝心の松林の方ですが、遠州の空っ風とも言われる、とても強い風の影響でマツの形が傾いていました。そして、風の影響か、茶色になっているところもありました。遠州の風の強さを物語っているように思えました。強い風により砂が飛ばないように「堆砂垣」が至るところにありました。砂が積もり、高くなると堆砂垣も高くして砂丘を高くしています。砂丘が凸凹していてサンドレーシングができそうな感じでした。
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海風を受けている面だけ茶色に変色


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堆砂垣に積もる砂


 
 
 
 
 
 
 
凸凹の砂丘

凸凹の砂丘


 
地元にしっかり、海岸林があってホッとした反面、それでも津波が来たら、大丈夫かなという不安もあります。
オイスカがプロジェクトを進める名取市を含め、海岸林を失った地域の人は、私が思う以上に不安を抱いたまま、暮らしている現実があるのだと感じました。
 
 
 

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