来年は本格的な植栽が始まると予想していることもあり、
昨年感じた以上に、3月~4月の寒風害の猛威が気になっています。
4月6日は全国各地で暴風雨による被害が出ましたが、
宮城では8日に様々な被害が出ました。奥羽山脈を越え、更に風速を増し、
冷たくなって吹き付けます。なかでも名取の仙台航空測候所では、
最大瞬間風速33.4mと県内で最も強い風が観測されました。
これが地元で呼ばれる「蔵王降ろし」です。
オイスカ第2育苗場に新設したばかりのビニールハウスも、骨組みは無事なものの
ビニールがはがされ、保険対象外と判断され、数万円の被害となる見込みです。
県内の主な被害は
・屋根から転落で重傷1名、バイク・自転車転倒などによる軽傷28名
・住宅全壊1棟(白石市)、半壊2棟(岩沼市)、一部損壊など102棟(19市町)
・漁港で作業船が沈没(亘里町)
・4tトラック数台横転
・複数の高校で臨時休校
もちろん、交通機関は大きな乱れ。
この他、最近時々聞くのは、緊急雇用で、農地などで細かいガレキ拾い
(日給8,000円)をする被災地の方が、砂で目を怪我したという話。
林業関係者からは、植栽し枯れた木を顕微鏡で見たら、傷だらけだったと。
砂が当たったのですね。
参考:日本気象協会HP
「春の嵐が今年も襲来、“猛烈低気圧”に注意!!」
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/4924/

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