津波で倒されてしまったクロマツの根っこは、 浅く横に広がっているものが多いようです。 宮城県南部は、地下水位の高いところが多く、 それが原因で深く根を張れなかったのではな いかと考えられます。 健全な海岸林を育てていくために、まずは健全な根が 形成できる環境を整えなければなりません。 国はひとつの対応として、根が深く張れるように 「盛土」をする方向性を打ち出しています。
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