国ボラ岡田です。
先週の5月編(こちら)に引き続き、カレンダー紹介6月編です。
写真はクリックするとpdfファイルとしてダウンロードできます。ぜひご活用ください!
6月
■卓上カレンダー
砂糖産業に頼ってきたネグロス島の経済は、
1980年代に始まった砂糖価格の暴落で大打撃を受けました。
オイスカは、砂糖に代わる産品として、養蚕の技術指導を開始。
現在プロジェクトで生産される生糸は全国生産量の90%を占めるまでになっています。
2015年にマニラで開催されたAPECでは、
各国首脳がネグロス島産の生糸を使用した民族衣装を着用しました。
オイスカの支援者さんの手元にあった、
日本では使われなくなってしまった養蚕の器具も、
ネグロス島に運ばれて第二の人生を送っています。
■壁掛けカレンダー
フィジーでは、1990年からオイスカによる青年への指導が行われています。
毎年30名程度を対象に、有機蔬菜栽培、養豚、養鶏、養蜂など
多岐にわたる内容の研修が行われています。
現在、日本の研修センターにもフィジーからの研修生が在籍し、
農業等の研修に日々汗を流しています。
また、マングローブ植林やサンゴ礁の保全など、
南太平洋の美し海岸線と地域住民の生活を守る取り組みも行われています。
ラグビーの盛んな国、フィジー。研修生や関係者全員が「ワンチーム」で協力し合って、
より良い未来のために活動しています。
7月編も近日公開予定。お楽しみに!