本部・海外事業部林です。レポート11までは、活動の報告が少なく、バングラデシュの個人的な感想ばかりをレポートしていますので、今日は「子供の森」計画の取り組みをご紹介します。
今回はセンター近くの学校を訪問してきました。
センターから徒歩10分ぐらいのところにあるエルドラド・モデルスクール。校庭回りに植えた木が大きくなっており、木陰を提供している様子がうかがえました。最近はレモンなどの柑橘類を植えて、実がついているのも確認。

現在は、植林よりも環境教育に力を入れていて、2年前に支援したゴミ箱が各教室前に設置されていました。
(手を洗いましょう!のイラストがかわいくて目が行ってしまいますが、見てほしいのはゴミ箱です)
センター周辺も含め多くの場所でゴミが散乱していますが、こうした取り組みのおかげで、校内はゴミがとても少ないように感じました。低学年の子どもたちに日本から持参した鉛筆を配ったのですが、そのタイミングでスタッフのサボニさんが「みんなの大好きなアイスクリーム、お菓子、食べたらちゃんとゴミをゴミ箱に捨てましょう!」と呼びかけていて、こうした積み重ねによってゴミが散乱しない学校をつくりあげているのだなぁと納得。
この学校は児童数が多いため、低学年は11時までで授業が終了するのだそう。ちょうどこれから高学年の子どもたちと入れ替えをするタイミングということで、校庭で待機していた児童らに声をかけ写真を撮影。
以前、小杉駐在代表が「冬が近づくバングラデシュ。木を植える親子との出会いにほっこり」と題したブログを書いています。「子供の森」計画が児童の家庭に拡がった事例が紹介されています。
「子供の森」計画は小さな子どもたちの小さなアクションですが、未来につながる大きな希望の詰まった活動です!!
➡次回最終回!