2024年6月20日

「箸とらば」第10回 未来につなぐ宝がここにある~東急ホテルズ・グリーンコインの森 春の森づくり活動 IN丹波山村に参加して~

  • 本部スタッフ
  • みなさん、こんにちは! 本部・海外事業部の武原です。毎回、私が体験したことを「箸とらば」と題して発信しております。今回のテーマは、「未来につなぐ宝がここにある~東急ホテルズ・グリーンコインの森 春の森づくり活動 IN丹波山村に参加して~」です。

    6月15日、東急ホテルズ・グリーンコインの森 春の森づくりボランティア活動が行われ、総勢40名を超える東急ホテルズの社員の方々にご参加いただきました。天候にも恵まれ、良いコンディションの中で作業が行われました。

    丹波山村・郷土民俗資料館の駐車場にて。
    最高の作業日和でした!

    午前中は植林地に生えてきたアカマツやアセビの除伐、歩道の修繕を行いました。作業現場は山中にありますので、一部の参加者はそこまでの約50分の山道を徒歩で現場まで向かいました。50分という長い時間かけて山の中を登ったわけですが、久しぶりに登山をしましたので序盤は私の体が悲鳴を上げてしまい、体力の大幅な増強の必要性を感じながら登っておりました!(笑)

    到着後は、各班に分かれて作業を開始。初参加の方の中には慣れないノコギリの使い方に戸惑っている方もいらっしゃいましたが、丹波山村で林業に携わる指導員から指導を受けてしっかりと作業をされていました。一方でリピーターの方は慣れた手つきで次々と除伐を行っていき、植林地がみるみるきれいになっていきました。今後の活動の中で植林をすることも想定され、歩道に積もった落ち葉を掃き、歩道をきれいにして今後活動しやすい環境づくりにも取り組みました。

    指導員からノコギリの使い方を教わる様子
    植栽地での除伐作業を進める様子
    歩道の落ち葉掃き。
    放置すると作業中足を滑らせる原因に!

    作業後はまたも山道を下り、丹波山村の交流センターで豪華なお弁当と村の名物の川魚の串焼きで英気を養った後、農作業を行いました。この農作業は、丹波山村を含めた各地で問題となっている耕作放棄地の対策として、少しでも企業さんの活動の中で耕作放棄地を耕し、畑として維持していくこと、それがひいては里山や水源地域の保全につながるという考えで進めています。参加者は実際にダイズの草取り・土寄せや、サツマイモの草取り・防草シート張りを行いました。農作業自体初めてという方もいれば、農作業の経験がある方はプロ顔負けの土寄せを披露していただきました(笑)。こうやって育てた農作物を、秋のボランティア活動の際には皆さんの手で収穫いただくことで、農業の大変さと合わせて収穫の喜びを味わっていただければと思います。

    この方は綺麗に土寄せをされていました!
    少し農業経験がある私よりお上手です!

    作業後は、全員で記念撮影。丹波山村の自然が見守る中で皆さんの笑顔が印象的でした。

    最後は参加者全員で撮影!

    参加しての感想は、「丹波山村の環境」・「東急ホテルズの皆さま」・「オイスカの理念」の3つが、宝として輝いていたということです。丹波山村の環境は、自然豊かで日本の原風景があり郷愁の念を起こさせる場所です。そして、今回お会いした村役場の方々をはじめとした村の人々のお人柄は、またここに帰ってきたいと感じさせます。そこに、東急ホテルズ・グリーンコインの森で活動しておられる東急ホテルズの方々が、中にはお子様とご一緒に参加していただいている様子を拝見して、上の世代から若者へ、親から子へと次世代に継承されていく形がしっかりあることが、日本の森づくり・活用術が継続していけると感じました。ともに、つなぐ。まさに、オイスカの理念が体現された場所だと思いました。

    そんな光り輝く宝がたくさんある、丹波山村。また帰りたいと思います。             それでは、また次回のブログをお楽しみに!

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