みなさん、こんにちは!
本部・海外事業部の武原です(現在中部日本研修センターに出張中!)。毎週、私が体験したことを「箸とらば」と題して発信しております。
今回のテーマは、「当たり前は当たり前じゃない」です。
中部研修センターの食堂には、こんな言葉が掲げられています。
「箸とらば 天地御代の 御恵み 祖先や親の 御恩忘るな」
このブログタイトルの由来になった言葉なのですが、私は毎食美味しいご飯を頂く前に、心の中でこの言葉を唱和してから「いただきます」と言っています。
初回のブログで取り上げたセンターのご飯ですが、勝手に出てくる訳ではありません。まず料理をしてくださる方がいて、その料理に使う食材(野菜や卵、お米はセンター産)を育てる方がいて初めてご飯が成立します。その美味しいご飯の素である食材づくりも、先祖が長い年月をかけて編み出した血と汗の結晶でもあります。私がこのように毎食必ず食べられるという当たり前は、先祖が築き上げた土台の上にあることを忘れてはならないと感じました。
そして、この言葉には続きがあります。
「箸を置く そのたびに思えよ 報恩の道に おこたり有りはせぬかと」
毎食いただきながら、自らを顧みる。当たり前ではないと意識し心からの感謝を祖先にささげるとともに、次世代もその当たり前を享受できるように仕事にのぞみたいと思いました。
今週から新入社員研修が始まります。新入職員として、新たな学びを得てオイスカの活動に貢献できるようたくさん学びたいと思います。
中部日本研修センターでのブログ発信は一旦終わりますが、今後もオイスカの活動を皆さまに知っていただけるようブログを発信してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また次回のブログをお楽しみに!