本部の吉田です。
2014年以降、オイスカ(「海岸林再生プロジェクト」)が寄付先団体となっている大阪マラソン(出走者32,000人)、今年も2月25日(日)に無事終わりました。
毎年、ランナーを買って出てくれる職員や会員さんと、いつもと違う環境で会えることは大きな楽しみの一つです。職場の後輩たちが頼もしく見えます。
膨大な時間を練習に費やし、雨の中を走った17名のチャリティーランナー、極寒下の応援・写真撮影や、寄付集めに協力いただいた方々、今年もチャリティーランナーを出していただいた、化学総連(東京)、CKD(小牧市)、矢崎エナジーシステム大阪支店、ワイルドグース(豊田市)、ネクスタ(大阪市)、関わっていただいた皆さまに心から御礼申し上げます。
昨年の4月からオイスカ関西支部事務局長を兼務することとなり、大阪マラソン組織委員会から正式に寄付先団体に認定されたのが9月。支部にとっても大きい事業との認識で、支部会長の上村良成さん(JR西労組委員長)と共に、お互い困難を承知で走ろうと決めました。上村会長はヘルニア、私は肉離れに悩まされましたが、会長は見事に完走。
私は26㎞でリタイアという結果でした。私のマラソンは2勝2敗……です。途中、支部の岡崎昌三前会長(ネクスタ名誉会長)のサプライズの「大声援」があり、本当に感激。涙が出そうになりました。
募金集めは、名取の大槻さんが提供してくれたサツマイモ(20kg×15籠)を本部事務所入口で毎日販売。そのおかげで規定額の7万円越えを達成。練習は歩くことから始めたものの、12月からの肉離れが治らず歩くばかり。走るより練習時間をとられましたが20km、30㎞を繰り返しこなしました。携帯電話の歩数計では、同年齢の上位2・3%を日々維持しました。でも、歩くのと走るのは大違い。15㎞あたりまでしか走れませんでした。またもや、護送車の寒々とした雰囲気と落ちこぼれ感もたっぷり味わった、自分なりの挑戦には満足しています。
大阪には今年6回、毎回2・3泊以上出張してきました。これまでの大仕事としては、11月のトークイベント(フィリピン北部の活動報告)があり、会場に70名、オンラインで70名にご参加いただきました。上村・吉田ラインの事実上のデビュー戦となった訳ですが、小さいけれどイキのいい輪ができました。今回のマラソンでも、その輪の中から新たな裏方さんとなっていただきました。
5月19日(日)に「子供の森」計画親善大使の来阪・トークイベントを企画中です。そして2024年度は、関西からの「海岸林ボランティアツアー」が実施できるよう準備をしています。一人でも多くの理解者を増やすべく、一つひとつの行事が次につながるよう心掛けています。点を線に、小さな輪が面に広がるよう努力して、次の大阪マラソンでは、出走者を倍増させたいと思います。