アッサロームアレイクム! ウズベキスタン プロジェクト調整員の青山優菜です。
12月初めてのブログですが、今月8日はウズベキスタンの祝日がありました。その名も“ズラヤットバイラム”、収穫祭のことです。
お祭りでは、大きなラクダや牛、農業機械がお出迎え。また、カラウイ(日本でお馴染みの言い方はゲル)という遊牧民が使う伝統的な家が並んでおり、野菜や伝統衣装が展示されていました。そして、一番の見どころは…動物の運動会!私が見たのは、羊のバトル。オス羊同士が頭突きを繰り返し、先に逃げた方が負けというゲームです。とても迫力があり、ついついぶつかる度に「おー!」と歓声が漏れてしまいました。
本当は馬のレースもあったそうですが、あまりの寒さに退散し見ることができず…また来年の楽しみです。
さて、今日はウズベキスタンの中でも特にカラカルパクスタンの魅力をもっと知っていただくために、皆さんに来ていただいた際のオススメポイントをお届けします!
先日行われたオンラインイベントでも、好きなところはなんですか?との質問をいただきましたので、ランキング形式でより詳しくご紹介していきます。
今回は第4位と第3位をご紹介!
第4位:ローカルフード
こちらは以前のブログでもご紹介しましたが、改めて簡単に!乾燥地のため小麦がメイン、遊牧文化もあるためか乳製品も新鮮でとってもマザレ(おいしい)です。イスラム教のため豚ではなく、鶏や牛を食べます。
魚はまれですが、レストランで食べた揚げ魚は臭みもなくとてもふっくらしていて美味しかったです!
個人的に面白い点が、ウズベキスタンの中でも地域によって食文化が若干異なること。カラカルパクスタンは全体的に油が少なく、日本人好みな味だと思います!
ウズベキスタンに来られる際は、地域のわずかな違いを楽しみながら食事を楽しむのもいいですね。
第3位:緑の広場!?
「砂漠が広がる場所でしょ?全部茶色いんじゃない?」
と思われている方、多いのではないでしょうか?
確かにここカラカルパクスタンは、首都タシケントに比べて緑は格段に少ないです。
ですが、きれいな景色は色々なところに潜んでいます!
その中でも私が好きなのは、オフィスから歩いて5分ほどの場所にある“モスク”です。
“モスク”はイスラム教の礼拝堂のことで、ここから1日5回お祈りの声が聞こえてきます。特に金曜日(ジュマ)は、モスクの中に人が収まりきらないくらい大勢の人が集まり、お祈りをします。金曜日のランチタイムは、どのカフェに行っても人が沢山!
モスク周辺には木や花沢山植えられ、夏には散歩をするととっても気持ち良いです。
ちなみに、冨樫専門家の好きな景色は、オフィスの近くを流れる川だそう!
川の周辺にはお散歩にピッタリのタイル張りの歩道があります。家族やカップル、時には犬も歩いており、ベンチでは友達とお菓子を食べながらお話しする人の姿も見られます。
私もよく歩くのですが、不思議と時間がゆったり流れているような、そんな感覚になります。
川にかかる橋からモスクが見られるのも、私の推しポイントです!
その一方で、以前冨樫専門家が紹介してくださったように、水問題の危機に直面しているカラカルパクスタン。
この川を見るだけでも川底が至る所で顔を出しており、タイムリミットが近づいている様子が感じ取れます。
私も現地で暮らす際は(もちろん日本でも)水を大切に使おうと思います。
以上、カラカルパクスタンのオススメポイント第3位・4位でした!
次回の第1位と2位もお楽しみに!
そして、冬募金が11月10日より始まっております。
皆様のご協力が、私たちが現在行っているこの砂漠緑化活動にとって大きな支えとなります。
ぜひ、ご協力をお願いいたします。
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