西日本研修センターの飯川です。
8月21日(月)~26日(土)に、実施した『オイスカふれあいの翼カンボジアツアー』3日目の様子をレポートします。
この日は朝早くから出発し、昨日見学できなかったワットノコールバチェイ寺院を訪れました。こちらの寺院は昨日のMekong Kampuchea Kids Projectサイトの隣にあります。12世紀につくられたアンコール遺跡の中に、現代寺院を建造した珍しい礼拝堂だそうです。
その後、男山(プノン・プロ)と女山(プノン・スライ)を訪れました。こちらは小高い丘となっていますが、それぞれ昔の男性陣と女性陣が競い合って作られた丘だそうです。当時は女性から男性に求婚する風習でしたが、結婚できない女性が増えてきたため、女性陣は、男性陣へ求婚する立場を入れ替えることを訴えました。そこで、丘を作る競争をし、女性陣がより高い丘を作ることができれば男性陣から求婚するということで競争が始まりました。結果、女性陣が高く丘を作り、それ以来、男性陣から求婚するようになったとのことです。非常に面白いお話でした。
コンポンチャム州での観光を終え、シェムリアップへと移動しました。コンポンチャムからシェムリアップまでは車で約4時間、とても長旅でした。しかし道中カンボジアの畑や田舎の街並みを見ることができ、とても面白かったです。
シェムリアップに到着後、地元の市場へ買い物に行きました。シェムリアップでの買い物の一つの醍醐味として値引き交渉があります。初めて値引き交渉を行いましたが、あまりうまくいかなかったように感じます。ただ交渉自体はとても楽しく、ハマりそうになりました🤣
コロナ禍で大変だったとのことなので、仕方なしと思いながら、次の機会があればうまく交渉したいです。市場を後にし、現地ガイドのご案内の下、日本人がオーナーをされている菓子店へ行きました。さまざまなお菓子があり、中にはカンボジア国民が子どもの頃から食べているというお菓子ノム・トム・ムーンもありました。お土産にはやはり地元のものが喜ばれるので、とても助かりました。
買い物の後にはAmazon ANGKOR Restaurantで夕食をいただきました。ここでの見どころは地元のショーを見ながら食事できるところです。ここではクメールの踊りや歓迎の踊りなど5つの伝統舞踊が披露されました。中には前日、子どもたちが披露してくれた踊りもあり、大変楽しく食事させていただきました。子どもたちの中には将来このような場で踊りを披露する子もいるかと思うと楽しみな気持ちが湧いてきました。
4日目(最終日)に続く