2025年4月7日

タイ現地ボランティアを実施しました!

  • タイ
  • ボランティア・インターン
  • こんにちは!2024年度CSOラーニング生の田中です。3/18~3/23にタイ現地ボランティアを実施したので、ご報告させていただきます!
    (ブログサムネイルはアカ族の民族衣装です♪)

    9月に村上さんとタイで活動し(その時のブログはこちら)、ぜひこの体験を同世代のみんなにも届けたい!ということで、今回このボランティアの実施を実現させていただきました。村上さんと私はボランティアに参加するだけでなく、広報や参加者の皆さんのサポートなども担当しました。
    事前準備から当日まで、学びでいっぱいの日々を過ごすことができました^^

    活動内容

    1週間弱のプログラムではありましたが活動内容は盛りだくさん。防火帯作りやいかだ下り体験、小学校での活動、養蜂体験、堰作り、アカ族ホームステイ、チェンライ観光など。プログラムや現地の皆さんとの交流を通して、タイの森づくりの現状や問題、異文化を深く知ることができました。

    全ての活動を紹介するのは難しいので、個人的に印象に残った防火帯作り堰作りを取り上げたいと思います。
    防火帯とは、草を刈って燃えやすいものを除くことで山火事が拡大することを防ぐものです。私たちも刈られた草を取り除く作業をお手伝いしました。(写真1枚目)
    そもそも山火事の原因は人間の影響が大きいそう。焼き畑の火を放置して燃え広がった土地を自分のものにしてしまうという習慣が広まってしまっており、それが山火事にも繋がっているというお話を聞きました。日本でも山火事が頻発していますが、住民の根本の意識を変えることが災害防止には不可欠だと思いました。また、共通認識として住民の皆さんが自然を大切に思い、行動を起こす姿が印象的でした。3月の1か月かけて全部で10haの防火帯をコツコツ作っていくそうです。
    続いて堰作りについて。堰とはダムのことです。(写真2枚目)袋に川底の石や砂を詰め土嚢のようなものを作ります。それを川に並べて川の水をせき止めます。堰の役割は、乾季に備えて水を溜め、緑を維持すること、山火事に備えること、子どもたちの遊び場作りなど。かなりの力仕事でとても大変でしたが、みんなで力を合わせて作り上げることができ、達成感でいっぱいでした!

    防火帯作り。草を刈り、山火事拡大を防ぎます。
    村の皆さんと作った堰と一緒に!

    感想

    まずはプログラムの感想です。現地の方々は「自分たちの手で自分たちの自然を守ろう」という意識が高いように感じました。そしてその思いを実際に行動で示している部分も印象的でした。自然と共に、自然の恵みを受けて生活している皆さんだからこそだと思います。もちろん私も自然の大切さは気づいていますが、自ら行動を起こすことは少なくどこか他人事になっているなと反省しました。
     

    そして今回はプログラムだけでなく広報なども任せていただきました。私にとっても初の試みで全てが手探り状態でした。どんな風に広報すれば多くの人に興味を持ってもらえるか試行錯誤し、参加者の目線に立って顔合わせやしおりの内容を考え、当日も全体を見られるよう意識する。大変ではありましたが、参加者のみんなが楽しんでくれたことが何より嬉しいですし、無事プログラムを終えることができほっとしています。

    元気いっぱいの子どもたちと。

    最後に

    今回貴重な機会をくださり活動をサポートしてくださったオイスカスタッフの皆さん、タイでお世話になった皆さん、本当に本当にありがとうございました!学びの多い、充実した時間を過ごすことができました。またタイでお会いしたいと思います^^
    そして参加者のみんな。タイで初めて会ったとは思えないほど仲良くなれて、忘れられない1週間を過ごすことができました。またみんなとどこかで会えることをとても楽しみにしています!

    タイの様子はインスタグラムでも発信予定です♪ぜひチェックしてみてください!
     

    宿泊したキャンプ場は美しい自然にあふれていました!

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