こんにちは!インターンの田中です。(前回のブログ)
9月8日~9月14日の1週間、インターンの村上さんとタイを訪問してきました!
今回のタイ訪問では、主に小学校での授業(日本文化とゴミ問題について)、植林活動、オイスカの活動地訪問などをさせていただきました。
小学校での授業
授業はバンコクとチェンライの合わせて5校で行いました。スライドを用いて、日本食やアニメといった日本文化や日本語の挨拶を紹介した後、ゴミ問題に関する絵本の読み聞かせやクイズをしました。また授業の最後には、ゴミ問題を解決するために自分に何ができるのか、付箋に書いてもらいクラスで共有しました。
タイ訪問の数週間前から、どんな授業にするか、どうすれば子供たちが楽しんでくれるかを2人で考え、時間をかけて準備をしました。日本食やアニメを紹介すると子供たちから歓声が上がったり、クイズも楽しそうに取り組んでくれたりして、とても嬉しかったです。翻訳など、現地スタッフの皆さんの力も借りながら、私たちも楽しく授業をすることができました。授業後には、積極的に話しかけてくれたり、手紙をくれたり、いっしょに遊んだりと充実した時間でした!
同時に、言語の壁や、社会の問題について分かりやすく伝え、当事者意識を持ってもらう難しさを痛感した時間でもありました。言いたいことを母語で伝えられないもどかしさや、伝えたいことが本当に子供たちに伝わっているのかという不安もありました。ただこの授業をきっかけに、日本やゴミ問題について少しでも興味を持ってもらえていたら、私たちが授業をした意味はあるのかなと思っています。
植林活動
授業を行った一部の学校で、植林を少しだけ体験させてもらいました。子供たちといっしょに泥だらけになりながら木を植えました。暑さもあり想像以上に体力が必要でしたが、その分達成感を感じられる経験でした。植えた木が、これからどう育っていくのか楽しみでもあります!
活動地訪問
他にも様々な場所を訪問しました。住民の収入向上を目的とした蜂蜜作りの現場を訪れ、蜂蜜石鹸作りを体験したり、山岳民族であるアカ族の家でホームステイしたりと、現地の方々や文化、暮らしと深く関わる経験をたくさんさせていただきました。
最後に
実はこのタイ訪問が私にとっての初海外でした。見る景色すべてが新鮮で、1つ1つの体験が印象的でした。上の活動内容には書いていないのですが、2日間泊まった山の中のキャンプ場が特に印象に残っています。電気は最低限。シャワーは水のみ。料理の際に出た生ごみはそのまま森に捨て土に返す。夜は虫の音や雨音を聴きながら眠りにつく。朝は日の光で目覚める。一見すると、ちょっと不便な生活ですが、まさに自然と共生した暮らしだと感じました。物にあふれた日本の暮らしと真反対で自分の視野が広がり、新たな価値観が生まれた経験でした!
最後に、今回この活動をサポートしてくださったオイスカスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。この学びが無駄にならないよう、これからの活動に生かしていきます!
(インスタグラムでもタイ訪問の投稿をしているので、よかったら見てください^^)