本部事務所、人材育成担当の三谷です。
コロナの影響がさまざまに出ていますが、実習生はがんばっています。
オイスカ誌4月号の技能実習特集をお読みいただけましたか?
開発途上国の青年への技術習得協力活動は、委託実習から技能実習に変わっても、ずっと続いています。その点を十分ご理解いただける内容になっていると思います。
まだ読んでない方は一度ぜひ、目を通していただきたいと思います。
本部では、関東より以北の技能実習を担当しています。
コロナの影響は、実習生受入れ先によって大きく異なります。
結構大変なのが観光業の受入れ先で、仕事が大幅に減っています。それでも実習生には優先的に実習できるなど最大限のご配慮を頂いております。この場を借りまして、厚く御礼申し上げます。実習生も空いた時間には、日本語の勉強をしたり、ジョギングしたりして、元気に過ごしていると、メールが届いています。
東北の岩手、秋田、山形の実習先は、各県でコロナ感染者が少ないので、東京より関心は高くないようです。ただ養豚業の実習先は、コロナへの注意は高いことと、急な経済規模の縮小に伴う生産調整は難しいとのことです。実習そのものに大きな問題はないとのことです。
ただフィリピンは、4月30日までの入国禁止処置が5月15日まで延ばされ、さらに延長されると、6月帰国予定の実習生の帰国も伸びる可能性が出てきました。実習生はそのままだと在留期限が切れて、不法在留者となってしまいます。既に入管からは、3ヵ月間の在留期間の自動延長が発表されており、在留期限が切れても不法滞在者にはなりません。入国禁止が解除されてから、帰国すればよいことになっています。
その②につづく