2022年10月26日

その甘さは超ド級 ~インドネシアの市場に君臨するフルーツの貴族たち~

  • インドネシア駐在員・スタッフ
  • 海外スタッフ
  • インドネシア駐在員の大垣です。

    最近は洗濯物のアイロンがけがマイブームです。今までは洗濯物を物干し竿に干しておいて、乾いたらそのままハンガーに掛けてあるのを取って着ていました。先日、ひょんなことから人生で初めてアイロンがけをする機会があり、服の皺をどんどんと伸ばしていく楽しさにハマりました。面倒だった洗濯も今では楽しくて仕方がありません。

    さて、インドネシアと言えば、世界の生物多様性の20%が集まる生物多様性の宝庫です。前回のブログではインドネシア料理を紹介しましたが、フルーツの種類も豊富で、日本では見かけない珍種もたくさん存在しています。ということで、今回は私が個人的に好きなフルーツを紹介いたします。

    3位 マンゴー(世界三大果実)

    マンゴーインドラマユ
    マンゴーマジャレンカ

    南国と言えばなんといってもマンゴーです。日本で売られている輸入マンゴーは高価ですが、私の住んでいる場所では、収穫したてのマンゴーを1kg約300円で買うことができます。さまざまな種類のマンゴーが売られていますが、国内で有名な品種はインドラマユマンゴーです。品種名の由来のインドラマユ県では、その気候の良さがマンゴー栽培に最適で、至る所にマンゴーの木が植えられています。実が大きく、果実の甘さも絶妙です。

    また、なかなか手に入らない品種がマジャレンカマンゴーです。名前の通り、マジャレンカ地方で栽培されていますが、市場にはあまり出回っていません。オイスカの現地スタッフにマジャレンカ地方出身の方々が多いので、里帰りの際にお土産で持ち帰ってきてくださったものをいただいています。大気、土中の全ての甘味成分が全て一つの実に濃縮されたような味で、今のところ世界一美味しいマンゴーだと思っています。

    2位 果物の女王 マンゴスチン(世界三大果実)

    このポケモンに登場するようなフルーツ、中部ジャワ州のカランガニアル県に出張した際に初めて食べました。それまでは見たことも聞いたこともなかったのですが、一口でその美味しさに衝撃を受けたのを今でも覚えています。一緒に出張した中垣前インドネシア駐在代表からは「大垣君、マンゴスチン知らんの?!果物の女王ですよ」と教えていただきました。中の白い実が辞書に載っている言葉では表現できないほどの美味しさです。実は、私が働いている事務所の前にもマンゴスチンの木が植えられていることを後日知ったのですが、楽しみに10ヵ月以上待ってみても全然実がなりません。今度、市場で見かけたら、大人買いしたいです。

    1位 フルーツの王様 ドリアン

    ジャカルタのスーパーマーケットに並ぶ果物の王様。発酵したドリアンが発する匂いを嗅いで最高品質を見極めます。私がインドネシアで獲得した日本では使うことが無いスキルの一つです。

    私がとにかく大好きなのがドリアンです。圧倒的第一位です。最初は匂いを嗅ぐだけで頭痛がしてしまい、食べてみても美味しいと感じられませんでしたが、2回目以降は匂いも含めてドリアンの味と魅力に惹き込まれました。現在では、すっかりドリアンの大ファンとなり、全く臭いと感じず、熟したドリアンが発する独特の芳香がたまりません。

    ドリアンはローカルドリアンとモントンドリアンに大別できます。前者は果実が薄いため私のドリアン欲を満たすには程遠いですが、後者は種の周りを分厚い果実が覆っていて、大口で頬張ることができます。モールなどで実を丸ごと買うと一つ約3000円くらいとなかなかの値段がします。それでもとにかく美味しいので、ドリアンの匂いに誘われ、ついつい財布の紐が緩んでしまうのは、ドリアンファンあるあるです。

    *ちなみにドリアンは公共交通機関への持ち込みは禁止されています

    日本じゃなかなか手に入らないドリアンですが、インドネシアでは手軽に手に入るので本当に幸せです。食べ過ぎると死に至ることもあるそうなので、ドリアンを買った際は、良くスタッフやセンターの研修生とドリアン会を開いています。毎回食べると翌日は腹痛に襲われますが、それでも私は食べ続けたいです。

    つい最近になって、スカブミ研修センターの近くの売店でドリアン商人がいることを知りました。店主の奥さんが以前オイスカで働いていたこともあり、モントンドリアンを一つ1000円と破格の値段で販売してくれます。ドリアンが入荷したらwhatsuppで「またドリアン入ったよ~!」と真っ先に連絡をくださります。

    仲の良いスタッフの皆さんとドリアン会。食後にはいつも食べたドリアンの評価会をしています
    インドネシア人ならほとんどの人が愛して止まないドリアン。若者たちはドリアンを割って開けるのも達者です。

    私の中では、世界三大果実の内2つがランキング入りしています。ただ、やはり特別賞を与えたいのが、バンレイシ科のフルーツ「チェリモヤ」です。日本での知名度は低いですが、「森のアイスクリーム」、「カスタードアップル」という呼び名も付けられていて、ドリアンに匹敵するほどの美味しさです。南米のアンデス地方が原産で、青年海外協力隊でボリビアに住んでいた際は、よく食べていました。日本では見かけたことがないですが、売っているのでしょうか?人生に一度はその美味しさを味わっていただきたいです。

    インドネシアにもチェリモヤはありますが、原産地だけあってか、ボリビアの標高の高い山地で育てられたチェリモヤは果実の濃縮度が違います。

    さて、いかがだったでしょうか。海外に住むことが趣味の私にとっては、やりがいに溢れる仕事をさせていただいているだけでなく、美味しい料理、フルーツに出会えることも素晴らしい福利厚生だと感じています。インドネシアを訪れた際は、是非ともご賞味ください。

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