ボランティア再開します!!
こんにちは、浅野です。
ボランティアの再開が決まりました!!
やっと名取に行けるー。昨年最後のボランティアの日から7か月…
最初は6月20日です!まずは宮城県の方のみの募集となります。
コロナ次第なので100%とは言えませんが、7月中旬以降には全国の皆さんにも来ていただけるかと思います!
※その場合も最大50名での募集になります。
再開するにあたって、感染予防対策を徹底します。
そこで、皆さんにも協力していただきたいことがあります。
・作業時以外のマスクの着用
・マイ消毒用品の持参(こちらでも準備はしますが、自分専用のものをお持ちください)
・参加前の検温(自宅で済ませてきてください) ※平熱より1℃以上高い方は参加をご遠慮ください。
・宮城県民対象のボランティアの日は、極力自家用車で!
・宮城県民対象のボランティアの日は、着替えの必要がない恰好で!
・ごみはお持ち帰りください!(ペットボトルも回収しません)
オイスカでも消毒の徹底、休憩時の三密回避など対策を徹底します。
対策の詳細はこちら → コロナウイルス感染予防対策
宮城県の皆さまのご参加をお待ちしております!!
全国の皆さまはもう少しお待ちください…。
名取市内の海岸林・内陸防風林協定面積が103.04haに増えました。
すでにブログでお伝えしていますが、空港真東の旧北釜地区乗馬場・宅地の跡地6.42haが、潮害防備保安林として新たに盛土が造成され、今年度から当ポロジェクトの協定区域に加わりました。数年にわたってご尽力いただいた行政当局、工事関係者の皆様に御礼を申し上げます。
空港から徒歩10分程度で行ける場所で、再生の会の櫻井副会長のご自宅も含まれ、50数名の方と馬38頭の命が奪われた地区でもあります。コロナ渦に見舞われるまでの工事はつぶさに拝見し、顔馴染みの方からちょっとした土質の違いも聴いていました。植付は5月・9月末の2度に分けて実施します。ということは、ここでは2025年前後までは草刈りが続きます。
一方、今年は協定面積が増えても、2014年植栽地15.67haがプロの下草刈り卒業です! この場所は初年度はプロ抜き、ボランティアだけで狂ったように下刈をしました。植栽後4・5年、大きくなってくると「フタモンアシナガバチ」の巣が発生します。そのころにはボランティアでやるべきことも少なくなり、下刈は年1回プロに委ねます。スペシャルメニューとして、クズや藤、ニセアカシアを探して歩き、根元から切断して木口への薬剤塗布、2年に1回の作業道刈払は続けます。来年は2015年植栽地10haが確実に卒業です。今年飛び級してもいいぐらいです。そういうわけで、下刈面積は毎年減ります。
あとは、この3年程度で2016-2018年植栽地多湿地帯の「溝切り」を完了させ、2014-2015年の本数調整伐・防風垣撤去開始と並行して、その場所の排水溝をチョコチョコ修繕したいなと考えています。森林総研東北支所さんの調査のおかげで、一見良いように見えても、地下に水を含んでいる場所の傾向がさらに分かりました。ざっと、第2次10ヵ年計画はそういう感じになるかと。去年、ボランティアによる排水溝新設・修繕は、LLサイズだけで1,150m。距離数は右肩上がりだったのに、コロナ渦で今期は・・・。すでに670人にキャンセルいただく結果となりました。皆さんそれぞれ、ご自身の中では「延期」と考えてくださっているようで、ありがたく思います。何より草との格闘が最優先ですが、先々、ボチボチ、ジワジワ挽回したいと思います。
宮城県のコロナ対策の方針、6月1日に公表された内閣府のコロナ対策を踏まえた災害活動ボランティアガイドラインを踏まえ、当プロジェクトなりの「新しい作業方式」でボランティア再開に舵を切るよう最終調整しています。まずは宮城県内の方、ぜひ来てくださいね!
在宅勤務中の吉田です。
海外のオイスカ現場は、重たい足枷がついている状況が続いていましたが、皆様にお約束できる今後成すべき活動が見えてきたことを受け、緊急募金を開始しました。ぜひご協力いただきますようお願い申し上げます。
そもそも、海岸林再生プロジェクトへの支援は、海外在住の日本人だけでなく、外資系企業だけでなく、外国の方からも協力いただいています。視察・作業参加は世界60ヵ国から。これまでは支えられる立場でしたが、これからはお返しする立場。SDGsへの貢献、Eco-DRR(森林など生態系を活用した防災・減災)の面で、恩返しの取り組みはすでに始めていました。
Eco-DRR研修で名取に滞在したフィリピン・タイのスタッフからは、山火事が隣接地から延焼し、住民の手で食い止めたと報告してくれました。オイスカタイ駐在代表 春日智実のブログ 海外で山の植林と言えば、第一に火との戦い。彼女の最近のブログにも出ています。
フィリピンルソン島最北部では、外出禁止でも山火事消火だけは別扱い措置。農場で作った野菜を医療関係者や、陸の孤島になっている村落に野菜を届けていたが、途中で断念と電話で聞きました。ミャンマーでは、岩手県・宮城県の国際ロータリークラブ(2520地区)のメンバーでもあるオイスカ宮城県支部亀井文行会長の計らいで、全メンバーからの多額の募金により飲み水用の井戸・トイレなどを含む学校が完成しましたが、まだ再開のめどが立っていません。(7月1日再開という情報もある)私は今年2月に訪問しましたが、校舎自体を「Dangerous School」と先生が言うほどの校舎で、村自体が飲み水自体に窮していました。そのような各国最前線で、従来の活動に加えコロナ対策を最優先に、そしてEco-DRRも踏まえた新しい活動が行われます。

国連が「Dry Zone」とよぶミャンマー中部乾燥地帯の第2拠点。農業・教育分野で多角的な支援を行っている。この学校でもRC2520地区の支援で飲料水用井戸が完成。子供たちは毎日植栽木に散水。この貯水タンクは飲料用とは言えない。(2020年2月撮影:吉田)
緊急事態宣言は解除となりましたが、世界中でたくさんの人が亡くなった事実をあらためて再確認しました。8割おじさん(西浦博・北海道大教授(理論疫学))曰く、「コロナウイルスとの戦いは、野球でいえば1回裏が終わったというぐらい」とのこと。長い戦いを覚悟し、今後の東京本部海岸林チームは、まず海岸林でやるべきことをやるとともに、海外現場の後方支援部隊として働きたいと思います。

国際ロータリークラブ2520地区(岩手・宮城)からの支援でミャンマー国チャウマジ地区で1校目完成。学校再開(7月?)になったら即使ってもらえます。今回の緊急募金ではまだこのような学校建設までは出来ないと思いますが、いつか必ず2校目を。
ちなみに、ミャンマーのこの地区の「子供の森」計画支援校では、突風対策、遮熱・乾燥対策も念頭に置いた植栽を行っています。最も暑い時期がコロナと重なりましたが、毎日幼い苗木に散水してくれたと思います。
雇用の維持、きっちり続けています。 ~2019年度までの実績総括表を更新しました~
緊急事態宣言期間中も成すべきことを成すべき時に、名取市海岸林再生の会、林業事業体に業務委託を発注し、順調に春の仕事をこなしています。また、6月以降も宮城のプロの人たちが安定して仕事を続ける段取りも整いました。毎年のことながら、ほっとしました。雇用の維持継続は、あまり注目してもらえないのですが、「オイスカが他と違うところ」と評価していただけた時は元林業労働者冥利に尽きます。それはそうと、林業会社の親方から電話。
親方:「書類に間違いあったよ。黙ってたかったけどね(笑)」。(私の計算ミスのご指摘)
吉田:「すみません!!ありがとうございます」
親方:「今年はボランティアの見込みが立たないだろうから、まず、プロで先行するからさ~」
この期間中の情報では、ボランティア団体や企業などが植えた場所の下刈の意思がはっきりせず、6月以降の仕事の見通しが立たないとのこと。その噂はいくつか聞いていました。「労働者にとっては死活問題なんだよ。オイスカは意思がはっきりしてるから助かるよ。」
今日も、再生の会は育苗場管理、森林組合は今週一杯で春植えの施肥、松島森林総合は内陸防風林の下刈。来週は海岸林の下刈に突入。私たち東京チームは依然として在宅勤務ですが、名取は例年通りの盤石の態勢です。
下記、事業報告、ご覧ください。
今後数年の雇用は1,000人未満へ。そもそもの計画通り微減が続きます。
200331更新 【重要】事業報告
植栽終了!雑草は…?
こんにちは、浅野です。
先週の小林さんのブログにもありましたが、12日から名取の現場では植栽が行われていました。
その植栽が18日に完了、併せて行っていた施肥も今日、明日中には終わる予定です。
残すは盛土工事の関係で残ってしまっている2.2haへの植栽のみとなります。
この2.2haは秋に植栽予定でこれが終わると2014年から始まった植栽が全て完了となります。
植樹が終わっても続く…むしろ植樹が終わってからスタートするのが育樹、いわゆる管理作業。
この管理作業、森林組合などのプロに委託しているだけでなく、
この前のブログにも書いたように多くのボランティアの方の手を借りて行っています。
6月は「見せましょう!宮城の底力を」ということを目論んでいるのですが、
作業に来られる来られない関係なく、ボランティアの皆さんが気になっているのは
【今どのくらい雑草が生えているのか?】ということだと思います。
ということで、森林組合の佐々木さんにお願いして写真を撮ってもらいました。
今年はまだ雑草は伸びてきていないようです。どんな感じかというと…
ひどいところでこのくらいみたいです。「え…いっぱい生えてる!」と思う方もいるかもしれませんが、
マツが頭1つ分くらい雑草より出ています。マツは陽樹なので、1番大切なのは太陽の光を浴びること。
今のところはちゃんとマツに光が当たるようになっているので問題はないです。
それに今月末からは宮城中央森林組合・松島森林総合がそれぞれ下刈りに入ってくれるので、
上に伸びるタイプの雑草はあまり心配しなくても大丈夫です。
もちろん雑草が繁茂するのはこれからなので安心してばかりはいられないのですが…。
早く落ち着いてマツのお世話ができるように、今できることを考えて過ごしたいと思います。

「見せましょう!宮城の底力を」キャンペーン ※目論見中
Youtubeからお借りしましたが、2011年4月の楽天の嶋選手の言葉、強烈に感動した一人です。9年で忘れられない言葉の一つです。サンドウィッチマンの東北魂もすごい。
残念ながら、3月~5月のボランティアは、470名というスゴイ人数をお断りすることになってしまいました。年間の25%・・・去年のように、序盤で手掘り排水路をガンガン進めるという構想は後回し。
それで6月ですが、目下のところ、「県をまたがないでください!」というのが県の基本方針。今月末を目処に来月のボランティアの受入方針を決めますが、少なくとも、宮城県民の手で実施することは可能と思っています。今年の草の出足は、暖冬のわりに4・5月が寒く、いつも通り来月からが本格シーズン。まずは宮城県民がトップバッターとして「底力」を見せる絶好の機会かと。
2020年は「見せましょう!ボランティアの底力を。見せましょう!宮城の底力を。」こういう年にしたいと思います。キャンセルとなった全国の多くの方も「延期」と考えてくださっているようです。今年成すべきことは、必勝を期して総合力で貫徹します。方針が決まったら、速報します。あの手この手で。
(キャンペーン実施の場合、海岸林東京本部チームがいつも通り陣頭指揮をとり、安全配慮義務を果たします。)
定点観測オタクの在宅勤務
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が出た4月6日の朝、東京の自宅最寄駅に向う道には、まだツバメの姿は少なく。「(うちの玄関に)今年も巣が出来るといいなあ」と思いながら宮城出張へ。でも、前の日、玄関の手摺に留まってたんです。1匹。去年巣立った子なのか、親なのか。
4月11日夜に宮城から帰京。在宅勤務が始まりました。家で仕事をしない主義でしたが、出張前に書斎を急造。窓の向こうは玄関。去年の巣の残骸は玄関真上。書斎から3m。12日に玄関で小さな鳴き声を確認。在宅勤務のモチベーション、跳ねました。14日に1匹で初宿泊。
去年はわが家に初めて巣をつくってくれました。でも、糞だの、泥だの、草の「骨材」、エサの虫だの、散らかし方は半端ない。巣としても手狭。1匹落ちて亡くなりました。そこで私、18日に反省を生かした受け入れ「工作」。彼女は努力を認めてくれて20日に2度目の宿泊。22日からはご連泊いただきました。
うちの娘、T。Yoshidaは、近所のスーパーでレジ打ちのバイトをしています。そこには10年来の付き合いの少年野球オヤジ仲間が。
近所のオヤジ:「オヤジ、何やってる?」 T.Yoshida:「ツバメの観察(笑)」
何日か後、その近所のオヤジとコンビニで会うとニヤニヤして 「ツバメ元気?」
このネタ、拡散されるな・・・
それはそうと、25日夜、とうとう「彼」を連れてきました。28日巣の工事開始。彼が来てから、最初から来てたのは「(尻尾が短いから)メス」と知りました。ほぼ毎夜同伴ですが、そうでない時は心配しました。いなくなるのはオス。我が家の雨樋にいたり、隣家の玄関灯の上だったり。添い寝できなくても見守れる位置です。でも、隣家も少年野球オヤジ仲間。よりによってそこで糞されたら、おおらかな奥さんでも申し訳ないし、次の集まりで格好のネタ。「頼むからそこだけは止めてくれ」と箒で毎回指導。メスを見守れる雨樋が夜の定位置に。ちゃんと意図が伝わってビックリ。
「土食って、虫食って、口渋い~」
マネしてみろって言われてもできませんが、この声がするとついつい覗いてしまいます。いつも一緒に出掛けて、一緒に戻ってきます。本当の愛鳥家は、一日何往復したか数える人も。愛鳥家と林業マンはカウンターを持ってる点で共通?カウンターは手元にありますが、まだ数えるまでは・・・子育てが始まるとさらに強烈な往復が始まります。
5月2日から工事は一気にペースアップ。6日におおむね完成。去年は、つぶれたお椀。今年はお椀そのもの。
マンションの中庭に喫煙所があり、巣への出入りや行動パターンも「研究」。コの字型のマンション最上階の15階から、我が家の4階まで、螺旋を描くように降下してきたり。吹き抜けがあるので、出入りは3・4・5・6階のどこからでも器用に。あのスピードでよく巣を壊さずに止まるなあと感心します。(動画を撮ってどうやって止まるか研究しよう)
玉川上水から枝分かれしている砂川用水と畑が、我が家から1㎞先にあります。犬の散歩をしながらその畑はツバメのエサ取り場と知りました。凄い数でビックリ。うちのカップルも必ずと言っていいほど、その方向に飛んでいきます。朝は5時には出勤。夕方は6時帰宅。日の出、日の入とともに規則正しい生活。
5月12日から始まった植栽2日目。名取市海岸林再生の会は「山出し」(苗出荷)、苗のバトンを受けた宮城中央森林組合は植付。我々東京チームは在宅勤務。うちのツバメはまもなく抱卵。
夢にも出てきました。夜、家の壁にくっついていたはずの巣のお椀が外れてしまって、ブランコになりながらも、カップルは仲良くお椀の中で一緒。すごくびっくりしたって夢。
愛鳥家<定点観測オタク より。
閖上浜への車両進入封鎖(祝)
先週8日、嬉しい知らせが地元の方より。
4月17日ブログ「ゲートへの悪質なイタズラ」 ←これの続報です。
こんにちは、浅野です。
相変わらず家と職場、時々スーパーという生活が続いています。
交代勤務なので、家から1歩も出ない日もあります。
なかなかの不健康っぷりですね。笑
3月~5月のボランティアがすべて中止になり、名取に行けない日々が続いていますが
マツは一生懸命に頂芽を高く伸ばしているようです。
今のところ、雑草の成長よりマツの成長が勝っていて雑草が繁茂している感じではないという
報告をもらって、ひとまず安心しています。
小林さんからのブログにもあったように、名取ではプロたちが植栽・下刈りを始める時期です。
いつもは同時にボランティアの皆さんに溝切りや草刈り、ツルマメの抜き取りをしていただいています。
現時点でコロナの影響でボランティアに来られなくなってしまった方はのべ700人を超えていました。
(すでに決まっている6月以降のキャンセルも含みます)
去年の同期間に来てくれたボランティアの人数とほぼ同じ数です。
去年はこんなことをやってくれていました…。
名取北高野球部 → http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=23233
4月20日ボランティアの日 → http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=23469
溝切り効果 → http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=23609
5月18日ボランティアの日 → http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=23707
花壇自動車大学校 → http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=23742
まだ雑草が繁茂する時期ではないので、溝切がメインでしたね。
これを梅雨入り前にやっておくのとやらないのではきっと大きな差がでてしまうのでしょう…。
5月まででもシロツメクサが敵になったり、カラスノエンドウが現れたり、と
クロマツはボランティアの方々にとても助けられていました。
6月からは皆さんご存知のツルマメが伸びてくる時期です。
ボランティアの皆さんの手がない中でクロマツはどのくらい頑張ってくれるのでしょうか…。
クロマツの意地に期待します。