次の10年のはじまり
吉田です。10年の節目の3.11を迎えましたが、嬉しい出来事が、いくつもありました。富山の大江鉄工さんが「年に何度目?」という大きなご寄付を。元職員の男性後輩2人からも寄付。後輩たち、ありがとう。びっくりした。日本農業新聞の写真部記者の方をはじめとする方たちが、書籍「松がつなぐあした」の紹介を掲載下さったり。豊田市に住む会員さんが「矢作新報」にプロジェクトへの想いを書いてくださったり。
今日午前中、東京の大学生が中心になり全国の大学生40人が、小林省太さんを囲む形でオンライン意見交換会を。我々にとっては、次の10年は、若い世代とさらに一緒にやってゆく決意を新たにする日になりました。彼らのおかげです。こういう日になるとは・・・思いも寄りませんでした。なんと嬉しい。
そして、
海の向こうタイの仲間たちは、3.11に新たなプロジェクトに着手
タイ駐在代表の春日智実さんは、月刊誌3月号にタイのみんなの熱い気持ちを代表して、原稿を寄せてくれました。
SDGsの10年が始まります。オイスカは今年が創立60年でもあります。次の10年をどう頑張ろうかと、ECO-DRR(森林など生態系を活用した防災・減災)研修をするなど、とくにこの3年、海外の外国人の同僚たちとも随分話し合い、準備してきました。そして昨年からは、東京本部内のタスクフォースメンバーとして、2020年度までの中期計画の総括にはじまり、オイスカ全体の次期10ヵ年計画(作業中。10月発表)と中期5ヵ年計画の立案、財政健全化などの業務を並行してきました。
とにかく思うのは、海岸林再生プロジェクトのノウハウを世界のために活かすこと。そういう10年にします。
山本五十六さんは「男の修行」という言葉を残しています。これまで10年と同様、きっとそういう厳しい局面もあるでしょう。すでに、昔のように国内と海外の二刀流になっています。気合を入れて頑張ります。
まもなく、みなさんとともに静かに2時46分を迎えます。