昨日は、全国の第一三共の皆さんがボランティアに来てくださいましたが、
今日は東北エリアのボランティアさんの活動日でした。

まずは育苗場での説明から。いつも通り苗木を抜いて菌根菌が
しっかりついているのを確認。この菌から必要な栄養をもらってマツは
貧栄養地でも元気に育っていけるということを説明します。

今日は小学2年生の少年がお父さんと一緒に参加してくれ大活躍。
防風柵を移動させ、溝に繁茂するクズをみんなが刈っている間、
「僕はここをきれいにするから」と防風柵に絡みついていた
クズを刈り取ってきれいにしてくれました。
スルスルと柵を登って手際よく作業する様子は職人さんのよう。
リピーターさんが解体してくれた防風柵をみんなで林外に運び出す際は
近くでみんなの様子を見守ってくれていました。

上の作業地は閖上の一区画の西側。海から離れているのであまり風が吹いてきません。
7~8月に作業をしたところからまた元気にクズが出てきているところをもう一度
刈り取る作業を徹底的に進めてもらいました。右の写真のように、前回、根元を刈って、
除草剤をかけたにもかかわらず、脇の方から新しい芽を伸ばしてくるクズ……。
半分腐った状態になって根元が枯れ始めているものもあるのですが、残ったところから
このように青々とした葉っぱやツルを何本も伸ばしているのですから生命力の強さに驚かされます。

皆さん除草剤を手に、地面にはいつくばって、一所懸命にクズと闘ってくださいました。

ハチの姿を見かけたものの、誰もさされることなく、無事に作業が終えられました!

参加者の中には、本社が募集していたボランティアの方は、抽選から漏れてしまい、
今回東北エリアでの活動の方に参加をしてくださったと話してくださる方がいらっしゃいました。
また、かつて閖上を歩いたことがあるという方は、その時には海岸林についての知識もなく、
そこにあった松林が目に入っていなかったと振り返ってくださいました。
まず知ってもらうことがやはり大事なのだと実感。知り、関心を持ったら行動につながるはず。
そして、企業さんが社員さんにボランティアの機会を提供することは、
「何かしたい」という思いを持った皆さんの背中を押す大きな力。とても大事なことだと思います。

全国の、そして特に東北エリアの社員さんがまた活動に参加してくださること、期待しています!
小学2年生の少年にとっても、大変だったけど、将来「あそこでお父さんと作業をしたなぁ」と
少しでも記憶に残る1日になっていたらうれしいです。また来てね!!

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