今日の活動には、30名を超えるボランティアの皆さんが参加してくださいました。
中には、3年ぶりに関西から飛んできてくださったTさんも!(後ほどご紹介します)
地元からの参加が増えていることに加え、ご夫婦での参加や家族連れといった参加者も多く(今回は6組も!)いらっしゃるのもうれしいこと。大学生のI君は、早起きして、自転車で現場に来てくれました。


作業はもちろん“溝切り”!
……でも、朝一の作業は「ウォーミングアップ」と称した草刈りから。



植栽地から排水した水が流れ込む「遊水地」となる作業道に、かなり草が茂ってきているので、これを刈りとってもらいました。
約500mの作業道で、2グループに分かれての作業です。

「ウォーミングアップというにはキツイ……」
「地味に足腰に来る……」

そんな声が漏れ聞こえてきました。

溝切りは、鹿島建設の親方指導による設計係と大溝を掘るベテランぞろいの精鋭部隊、そして網の目状に溝を掘っていくチームとに分かれて作業開始。
掘りやすい砂地のところと、石がゴロゴロしていたり、チガヤ系の根が土の表面に張り巡らされたりして、硬くて掘りにくいところとが存在。それでも黙々と堀り進めてくださる方が多く、「やっぱり、みんな溝切りが好きなんだなぁ~」と。

大きな溝を掘る精鋭部隊

午後は、今年本数調整伐をしたエリアを散策。枝と枝が絡み合うように密集した本数調整伐前の状態の時、枝をかき分けて中に突入していった経験のあるボランティアさんは、1列切っただけで、すいすい歩けるようになった現場に驚いていました。
だいぶクズが芽を出してきています。この夏はクズとも戦わなければならないかもしれません……。

最後はまた溝切り作業。本当に皆さん溝切りが大好き(笑)
皆さん疲れているだろうからと早めに「終了!」の声がかかりましたが、草刈りに使った鎌が1本足らず、みんなで大捜索。残念ながら発見されず、次回の作業の時には鎌を探しながら草刈り、溝切りをしてもらうことになりそうです。道具管理の方法に改善が必要なようです。

最後に! 今回関西から飛んできてくださったTさん。プロジェクトに支援をしてくださっていた企業の社員だったTさんは、企業が企画したボランティアに何度も参加してくれていましたが、その会社を離れた今も個人でこうして現場に足を運んでくれています。
黄色のシャツに青いパンツ。上下が逆ながらウクライナ国旗になっている!ということに、ご自身も最初は気付かなかったそうですが、狙ったわけでもないのにこうなってしまう偶然にびっくり!
帰りの飛行機まで時間があるからと、解散後の片付けや追加の現地調査にも暗くなるまでお付き合いくださいました。Tさん、ありがとうございました! また来月もお越しくださるとのこと。また溝切り、よろしくお願いします。

2022年5月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
月別アーカイブ

ページトップへ