海岸林オタク、富士山に登る
広報室の林です。
オイスカは「海岸林再生プロジェクト」以外にも
国内各地でさまざまな森づくりに取り組んでいます。
同プロジェクトと同じ100ha規模(植栽は約4万本)
の植林を行っているものに「富士山の森づくり」の活動があります。
そのプロジェクト名の通り活動地は富士山。
「海岸林再生プロジェクト」と同様に、富士山の活動地でも今年は
ボランティアさんを受け入れての活動ができずにいます。
そんな中、担当スタッフが調査活動を行うというので、
吉田と一緒に参加してきました。
この日の道具はこちら。
「海岸林再生プロジェクト」の現場でも調査を行いますが、
この中には、私は使ったことのないものも。
今回の調査は、風などで倒れた苗木の本数を調査するので、
健全な木と倒れた木に色付きテープで印をつけ、それぞれの本数を
2つのカウンターで数えていくのです。
こちらは健全な苗木。
ピンクのテープをつけています。
こんなふうに倒れてしまったものには黄色のテープ。
※ちなみに黒いネットはシカなどの獣害対策用。
途中、こんなふうに林内に落ちている枝の皮が
シカに食べられた跡をみて、ネットの必要性を実感。
周りにはシカのフンが大量に落ちていました!!!!
吉田は作業着のポケットにこのテープを入れて作業へ。
……が、ここでも何かを見つけて写真撮影。
キノコではありません。キツネでもありません。
カメラの先にいたのはちょうちょ。
アサギマダラだと担当スタッフから教えてもらいました。
何だと思いますか??
実はこれ、吉田の靴の底。
久しぶりに履いた靴で劣化が進んでいたようで、
両足とも底がはがれてしまいました(笑)
そんな吉田が最後に見つけたのは……
なんと、シカの頭蓋骨!
越冬できずに死んでしまったシカでしょうか?
海岸林の現場でも動物の骨を発見しては嬉しそうにしている吉田。
ここでも最後にシカと遭遇できて満足そう。
富士山で進む森づくり活動。
今日は吉田の活動の様子を中心にお伝えしましたが、
現場の様子をぜひ知っていただけたらと思います。