11月1日、東京本部経理課長の佐藤君に手伝ってもらい、残っていた市有林の
広葉樹モニタリング調査を行いました。調査対象は2016年植栽分50本。
山砂の国有林と違い、よく伸びる場所です。
今年から広葉樹も大きくなりそうだったので、下刈は1回にしました。
頑張ってもう一回やれば、より良かったと思いますが。
7月初めには下刈を済ませたので、最大伸長期は存分に陽を受けました。
海から400mほど離れた最も西側の林縁部です。
なので、植栽木以外の樹木侵入が、とうとうここでも見られました。
良い意味でも、悪い意味でも。
歓迎すべき相手は、まず、「飛んできたな」と思われるヤマハンノキ1本。初物。
防風垣の中で発芽し、気づきませんでしたが、一気に樹高2m。
また、ハンノキ3本以上が追加。これは国有林内に戦後植えられ、その稚樹が
津波後も生き残り、オイスカ広葉樹ゾーンに侵入。一気に2m弱。
撃退すべき相手・・・フジ。
最も西側の防風垣の外のクロマツ数本を、気の毒なほど「緊縛」。
この時、刃物を持っていなかったので、誰かと場所を共有し、一緒に切ります。
松島森林総合さんが、きっちり切ったはずが、お盆明けに一気に伸びたのでしょう。
しぶとい。