広報室の林です。昨日の続きです。
先日、名取市出身のイラストレーターico.さんから、メールが来ました。
彼女はさまざまなグッズを販売し、売上の50%をプロジェクトに寄附してくださっています。
メールは来年のカレンダーの案内状に関する内容だったのですが、
スタッフSが、現在福島にお住まいのico.さんに台風の影響はなかったのかたずねると、
なんと、自宅マンションが2mの浸水をしたと……。
え~~~~! 知りませんでした。
いつも通りのメールでプロジェクト支援のためのカレンダー販売について
話しているico.さんが、まさか、ボートで救出され、仮住まいをしているなんて!!
ブログには、こう綴られていました。
(一部抜粋させていただきました)
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私は、これから何度も襲ってくるであろう災害に、
何度でも生き延びる気でいます。
災害にたくさん遭遇する人の大変さ。
仕事が忙しすぎる人の大変さ。
お金がない、体が動かない人の大変さ・・・
みんな大変なんだから、みんなで補い合いたいです。
自分には、何なら人に分け与えられるか。
自分には、何が足りない(大変な)のか。
災害に遭った人は、物は無いけど、経験があります。
私はそれを皆さんに提供するので、どうぞ次の災害に役立ててもらい、
少しでも早く『災害はあったけど、死者0人』となってほしい。
そして、『生きていれば、みんなが助けてくれる』という安心を。
先の未来を悲観しない、誰かに頼っていい、
という安心が、皆さんの心に宿ってほしい。
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強くしなやかな人。
こういう人が増えていけばレジリエントなまちづくりが実現できるのかなぁ。
ico.さんが伝えてくれる経験、
皆さんにも共有したく、ブログをご覧いただければと思います。
https://ameblo.jp/icollection/