こんにちは、浅野です。
5月9日に今年の植栽が始まりました。
今年の植栽地は北釜地区の残存林(津波でも残ったマツ林)です。
この場所の問題については前のブログにも
書いてありますが、篠竹・矢竹が高密度で生えることです。
そのため、去年のうちに地拵えを済ませてありました。
今年の植栽面積は2ha、植栽本数は6000本。
例年通り、苗木の準備、水・ポリマーの準備などを進めていく再生の会と森林組合の皆さん。
いつもと違うのはこれ↓
鍬をグラインダーで研いでいます。
今回の植栽地は上の写真のとおり、砂地ではなく雑草も生えているので植えるときに表層部を鍬で削り
地中に伸びている竹の根っこを切りながら植えなければならないので、鍬の刃をしっかりと手入れしていました。
この後、植栽地に移動して植栽開始。
去年とは注意する点も違い、山での植栽に慣れていない職人さんのために佐々木統括が丁寧に説明、実演。
残存林に植えるということで、一定の幅で植えられるわけでもなく、基本は1.8m幅で植えていても、
残っている大きなマツからは2m、小さいマツや広葉樹からは1.8m離して植えるのでそこの間隔はうまい具合に…
などと考えながら植えなければいけないので、例年とは違い苦労している様子でした。
初日は800本の予定だったはずですが、予定本数ほど進まなかったようです。
今年は面積も少ないので、慣れるころには植栽が終わってしまいそうですね。