広報室の林です。
備忘録的に残した印象的な話。
最後は「カイム」の話。
今回は終わりの会は倉庫で行いました。
風が冷たくなってきて寒かったから。
その話をしてくれたのはIBEXで副操縦士を務めるという
リピーターのTさん。
機内アナウンス調で感想を話してくれました。
その中で触れたのがカイム=海霧=海上に発生する霧のこと。
以前から夏場になると霧が発生しやすいということは聞いていました。
空港に勤務している人たちからは、飛行機の離発着に影響を及ぼすことがある
ということも聞いたことがあったので、Tさんの話に食いついてしまいました。
「海岸林には防霧効果があり、飛行機を運行させている
自分たちにとって、海岸林の再生は仕事に直結すること。
だからこれからもボランティア参加を続けていきたい」
そう話してくれたTさんは、翌日にフライトを控えていました。
IBEXの皆さんは、いつも午前中仕事をして午後はお休みをとって
ボランティアに参加してくれているのです。
余談ですが……。
以前、乗務の何時間前まで飲酒ができるか?といったことが話題に
なったことがあります。そんな話を受け、今回私が心配していたのはこんなこと。
溝切りを頑張りすぎて手足を痛め、明日のフライトに影響が出てしまったら
IBEXさんでは「乗務前日のボランティア参加禁止」などという
新たな規定が設けられるのではないかと……。
幸い若いTさんはガシガシ働いても元気いっぱい。
翌日のフライトも問題なかったようです。ホッ。