海三昧
2019年4月15日( カテゴリー: 本部発 )
海岸林担当の鈴木です。
吉田さんが海に行きたいという子ども達の願いを叶えてくれ、今年も3か所の海で遊ぶことができました。
「海」その1 七ヶ浜の湊浜
左を見ると自然の地層が重なる10mを越える岩場、右を見ると人口構造物の新仙台火力発電所と何とも不思議な景観の場所でした。
10mの岩場が気の遠くなるような年月を経て侵食され、今の景観を残しているのでしょう。岩場の上には自生したのか植えたのかわからないクロマツがしがみついているようです。ガマンできずに墜落してしまうものもありました。
自然の摂理ですね
隣接した湊浜海浜緑地には宮城県庁がクロマツの植栽をしたとのこと。すでに2mほどに成長していて順調に再生されているように見えました。
海岸沿いを移動すると、とても豊かな海沿いの町が現れました。震災からの復興が進み、10年近く育苗したクロマツが支柱に支えられて3m間隔ほどで植えられている公園が整備されていました。豊かに見えるのは、家側から見える防潮堤の高さは3mほどで圧迫感がなく、家々から海を眺めることができるからだろうか?
「意味のないことを一生懸命やることが大事なんだ!」とよしちゃんに教えられていた息子は、300mもあろうかと思う船着き場を突然猛ダッシュ。子どもはこうでなくっちゃ!
「海」その2 松島霞ヶ浦
去年の潮干狩りの楽しい記憶が鮮明に残っていて、今年も挑戦!
干潮の時間はちょうどぴったり!
到着すると数人がすでに潮干狩り中。仲間に加わって砂を掘る。
去年は少し掘れば採れたのが、今年は・・・
「見つからな~い」と不満げ
出発時間が迫り、あと1個採ったら出発という声がかかった直後、大きな貝を見つけ満足げ。
近くで潮干狩りをしていたお姉さんに差し上げ、喜んでもらって満足
「海」その3 名取の海
去年、ここに来た痕跡を残したけれど、残っているか探しておいで
というよしちゃんの声に反応して、防潮堤の階段を駆け上がる。
あった!まさか残っているとは思わなかったけれど、あった!
なんだかちょっと嬉しい。
砂浜に落ちていたマジックで名前を書いた木片が残っていた!
海に向かって駆け出し、2人それぞれ海に遊んでもらっていました。
娘は何やら木片を集め、息子は波と戯れ、それぞれ心が開放されて楽しそうです。
遠州灘の近くで生まれ育った私は、海にそれほどのあこがれはないものの、都会暮らしの子ども達には楽しい遊び相手なのでしょうね
実は、浜辺でびっくりするものを発見しました。
そのブログは息子から~ お楽しみに(*^^*)