65回目の写真パネル展 in 川崎市早野
プロジェクト開始当初からずっと熱心にご支援くださっている川崎市の井上さんから、写真パネル展の報告が届きましたので紹介します。
井上さんは、65回のパネル展開催期間中、ほぼ手渡しでこれまで7800部のパンフレットを配ってくださっています。
プロジェクト支援のための苗木バザーで販売する苗木の管理、パネルの準備、道行く人々にパンフレットを手渡すためにご自宅前の道路に立ち続けるなど、プロジェクトのために費やしてくださっている時間は相当なものです。
頭が下がります。
今回の報告で届いた写真の中のパネルはどれも人々に訴える力のあるものだと感心してしまいます。
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川崎市早野聖地公園里山ボランティア 井上文雄
2018年9月23日、秋のお彼岸バザーを里山ボランティアが開催しました。
新春に焼いた木炭を提供して里山ボランティアをアピールすることが目的です。私は、巨大津波の翌年から、名取市海岸林再生プロジェクトをお知らせするパネルを出し寄付を訴えることを加えてきました。かわさき市民アカデミーや自宅前、同窓会などでも展示をしてきたので、今回で65回目となりました。
写真パネルは、今回、全面リニューアルさせました。
1枚目は、名取市の海岸線5キロがクロマツで繋がったことを報告したくて航空写真を目いっぱい拡大しました。
8年前の事実を思い出してもらう目的で津波の写真を配置、プロジェクトの柱である「育苗に立ち上がった名取市海岸林再生の会と苗」を配置しました。
2枚目と3枚目は、苗が確実に生長していることを一目で見てとっていただけるよう高所作業車から毎年撮った4枚をA2版に拡大して並べ、私の背を超えた2014年植栽のクロマツの写真も配置。また志を同じくする植栽のプロとの長期契約、ボランティアを含む一般人の参加を保証したものが寄付金だけで賄う事業だということを紹介しました。
4枚目は「キツネが子育て中」のタイトルで「生物多様性の涵養」が実現しつうある状況を見ていただくよう動物の写真12枚、8月26日ボランティアデーに参加したとき撮った巣穴の写真も出しました。
バザーでは、名取の育苗にちなんで自分で育てた実生や挿し木の花木苗を並べ、1時間半で40ポットが出ました。開花中のクリーム色のヒガンバナ、白ピンク絞り八重咲きのムクゲが注目されました。寄付金パンフ手渡しは80部でした。
「去年買った木、大きくなって花を咲かせたよ。」「もうこんなに大きくなったのか。たいしたもんだ。」「継続は力だね。」など うれしいお声をいただきました。が、
「私、仙台出身なのよ。」「ご親族の方々はご無事でしたか?」「それがね、・・・・・・」
10月11日から11月4日まで、私の自宅前で秋のバラ苑解放のお客様に向けて、写真パネルを展示し、花木苗のバザーをおこないます。寄付金パンフを手渡す絶好のチャンスですから頑張ります。