9月14日・15日のボランティア報告

2018年9月22日( カテゴリー: 現場レポート )

こんにちは。インターン生の大和田です。
9月14日、15日のボランティア作業はつぼ刈りと溝切りでした。
14日の午前はUAゼンセン36名、午後はUAゼンセン、ANA、ホーチキの105名での作業。
天気予報がはずれ、かなりいい天気の中での作業になりました。
この日はつぼ刈りが0.55ha、溝切りが80m進みました。
溝切りを行なったところは相当水はけが悪いところで、常に水が溜まっているような場所でした。
葦などの水辺に生える草がたくさん生えている場所で、防風柵をどかし、
草をかき分けると5cmほどのカニが何匹もいました。
それほど水が多いところだったので、溝を掘ってもらったことでマツも成長しやすくなったと思います!

マツを探すのに一苦労…

マツを探すのに一苦労…


すごくきれいな溝ができました

皆さん汗だくになりながらの作業でした


15日のボランティアの日は午前176名、午後126名で行いました。
約180名という、これまでにないほどの大人数での作業になりました。
この日のために鎌やスコップを買い足したほどです。
多少雨が降りましたが、曇りの時間が長く涼しかったため作業しやすい気候での作業でした。
つぼ刈りは5ha、溝切りは140m進みました。
人数が多いこともあって、ものすごく作業が進みました!
つぼ刈りした場所は、雑草が多くなかなか手強いところでした。
ツルマメがそこかしこに生えていて、ツルマメを取るのが大変でした。
ツルマメがたくさんあったので、何かしらに使えないかなと考えたのですが、
あまり美味しくないとのことだったので、利用方法を模索中です。
ツルマメの利用方法を思いついた方は教えてください。
いつもボランティアには地元の方だけでなく全国各地の方がいらっしゃるのですが、
15日には九州から参加してくださっている方もいました。
半日かけて来てくださったそうです。ありがとうございます!
九州の方々の話す、東北ではあまり聞かない博多弁や九州弁が新鮮でした。
「〜と」や「〜たい」という方言がとても可愛かったです。
午前午後トータルで200人を超える参加者でした

今までで一番多い参加者でした


ここ数年で九州もそうですが、全国各地で災害が多発していますね。
ボランティアの方の中で、「普段は遠くにいるけど実際に名取に来て震災の被害の様子を肌で感じたから
年に数回ボランティアに参加し続けている」という方がいらっしゃいました。
普段ニュースで災害があった地域の様子を見ますが、やはりどこか実感がなく、
自分には関係ないと思ってしまうことがあります。
ですが、実際にその地域に行ってみないとわからないことは山ほどあるため、
これから機会があれば色々なところに行って現状を知っていきたいなと思いました。
次のボランティアは10月6日です。
名取に実際に来て東日本大震災の痕跡と、どのように復興の道を歩んでいるのかを肌で感じていただけたら嬉しいです。

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