いつもの分業中。ツルマメ抜き取りも快進撃
2017年7月10日( カテゴリー: 現場レポート )
6月は例年の半分程度しか雨が降りませんでした。
今年の植栽約70,000本のほぼすべてが活着しているのは、そのおかげでもあります。
6月7日から1か月間、460人のボランティアが、マツが見えなくなるほどのツルマメ・雑草地帯の先陣を
ボランティアが担当。今期植栽地約14haのうち3分の1を完了することが出来ました。
松島森林総合の佐々木勝義さん、鈴木純子さん、地元市民の大槻壽夫さんという大ベテランと
オイスカ海岸林チームが指導につきます。ボランティアパワーも増強していますが、指導側も増強。
6月22・23日の住友化学・労組合同チームは、実質1.5日もツルマメと戦いました。
7月に入り、JR連合31名、アメリカ人高校生20名、オイスカ豊田推進協議会29名が
ツルマメの海との格闘を続行。JR連合は、どう考えても歴代最高の仕事のスピードでした。
こちらが唸るほどの。まず会長自ら黙々と。聞こえてくる息遣いは林業会社時代を思い出しました。
プロチーム宮城中央森林組合がボランティアに続きます。
今年もお盆までに2016・2017年の約25haの1回刈りは完了する目途が立った気がします。
もちろん、2014・2015年の約26haは、松島森林総合が、ニセアカシア・葛の薬剤枯殺などを担当。
ススキやセイタカアワダチソウなど、草丈の高い場所も下刈します。
昨年のニセアカシアは、多少の残党はあるものの順調に枯殺しました。
問題は葛。これまでは薬剤を使ってこなかったので、依然旺盛。
ともに、刈ったその場で、切り口にそれぞれに合った薬剤を塗布します。
これはプロの仕事です。
再生の会は引っ越し作業に専念。
7月4日、新しい事務所に入居。電話・電気もつながり、明日は飲める水道です。
育苗場では、宮城中央森林組合の手を借り、空中断根の準備開始。
次の焦点は、倉庫の移転です。
相変わらずオイスカ名取は賑やかです。