4月19日、「蔵王おろし」。すごい暴風でした。
現場は最大瞬間風速29.8m、仙台は30.4m。
新幹線は当然止まり、県内には風によるけが人、農業にも被害。
私は外出アポがあり、現場に出れない一日でしたが、森林組合の職人さん曰く、
「顔に砂が当たり仕事にならない」「どうすりゃいいんだべ、と思った」と。
佐々木統括は「今日は無理するな」と指示したのですが、
それでも職人さんは堪えながら一日植え続けました。
翌日、森林組合の作業班が、内陸防風林のクロマツ巨木の「幹折れ」を発見。
根元から縦にヒビが入っている。つぎに風が吹けば、電線も壊し、横の運送屋に直撃。
駐車場の車と、施設にも直撃間違いなし。チルホール(ワイヤーで引く林業の道具)で、
ただ引くだけでは、作業途中で折れる可能性大であまりに危険。
高所作業車に乗って枝を下ろしながら木を安定させて、少しずつ処理せねばならない。
1本20万円かかるでしょう。目印を付けたうえで、市役所に即通報。
こういう被害が、県内全域に出ていると思います。
今日4月21日、午前中は現場で諸々の現場管理。
午後は、震災以来6回目となる、経済同友会オフィシャルの視察対応です。
さて、行ってきます。