本業~小松菜生産~
2017年4月13日( カテゴリー: 現場レポート )
海岸林担当 鈴木です。
何日も私のブログにお付き合いくださりありがとうございます。
今日は、小松菜の話をひとつ
ここ名取市は仙台の台所と言われているように、野菜栽培がとても盛んです。
とくに小松菜、チンゲンサイの生産量は多く、再生の会のメンバーにも小松菜・チンゲンサイ生産を本業としている方が多くいらっしゃいます。
そのおひとり、大友さんのお宅に伺いました。
到着すると、ちょうどビニールハウスから顔を出してくれました。
大友さんにお話を伺っていると、へぇ~そうなんだ・・・と知らないことばかり。
くせがないので小松菜はおかず作りに重宝していますが、スーパーで買って食べているだけでは知らないことが多いのを実感。
○小松菜の種は機械で蒔く
種を蒔くだけでも大変だろうなと思ったのですが、機械を使うのだそうです。
実際に機械を見せていただきました。
百草丸ほどの小さい種(直径1ミリ程度)を1粒ずつ吸い付けて、同じ場所に重ならないように蒔いていくようです。ほんの小さな種を1粒ずつ・・・ すごい機械だなぁ
○朝方は小松菜の葉が凍っている
小松菜はビニールハウスで栽培しているのですが、冬の寒い時期は、朝は葉が凍っているのだそうです。
凍ったら葉が傷んでしまわないかと思ったのですが、そこは大丈夫。
スーパーで買った葉物を冷凍すると葉が傷んでしまうのですが、まだ根を張り生育途上のものは違うのですね。
凍ったのが融けた昼過ぎに収穫作業をして、翌日の朝、出荷
○収穫は根元をカッターで切る
抜き取ってから根を切り、袋に入れて出荷するのだと思っていましたが、抜き取る前にカッターで根を切ってしまうとは思ってもみませんでした。こちらの方が作業が楽なのでしょうね。
ただ、同じハウス内で小松菜を栽培するには、残した根をきちんと取らなければ、次の小松菜の生育が悪いようです。
少し話を伺っただけでも初めて知ることが多かったので、きっと一緒に作業をさせていただいたら、色々なことを知ることができるのだろうと思います。
スーパーで買って食しているだけではダメですね~