あの1年を除き、今はまったく見なくなりました。
先日、霞が関の林野庁の幹部の方も、植栽基盤を人工で盛土した場所が辿っている
生き物の変化と多様性について、とても関心を持って聞いてくださいましたが、
名取市海岸林再生の会もボランティアも、植栽地の生き物を話題にすることは多いです。
仙台森林管理署も「施業の参考に」と情報提供してくださいました。
チームでキッチリ読み込んで、仕事に活かしたいと思います。
「林業の輩は何も知らず伐ってしまう」とか言われないように。
我々は無駄に草刈りすることなどありません。
3月18日のボランティアの日、「あれはヒバリ」と三浦さん。
ヒバリが空で鳴いているのを聴いたのは今年初めて。
気象庁の人たちもヒバリの初鳴きはチェック項目。ツバメはまだ見てません。
「冬の間もここにいるけど、高い場所で飛びながら鳴くことはない」と。
これからは絶えず鳴き声を聞き、巣を見つけるシーズン。
魚を獲ってきた猛禽類を指して「あれはミサゴ」とまた三浦さん。
現場は今、フキノトウがたくさん。
よく見るとミツバチもフキノトウに来ています。
草として真っ先に緑を成すのはクローバー。
クロマツも樹液が動き始め、葉の色が変わってきています。
まだ寒いけど春になりました。
3月19日日曜日。トビの巣をまた見つけて、計画は大脱線。
予定は未定の、いつものオタクの休日。
生き物の変化を伝えていくのも、現場第1線の我々ならでは。
勉強会をやってみたり、記録を取ってみたり、夜もカメラを据えてみたり、
チームでやりたいことはいろいろ。