海外農業研修生の手で「溝切り」 ~ボランティア開幕戦~

2017年3月9日( カテゴリー: 海外との連携・発信, 現場レポート )

今年の現場ボランティアの開幕戦。

3月7日、1年間の研修を終えて帰国前のオイスカ西日本研修センター海外研修生12人と
廣瀬所長、指導員の榮さん、スヤディさんが名取に来訪。地元の大槻さんとともに、
現場南端の一番水捌けが悪い0.01haの「溝切り」を行いました。

4月末ごろ、クロマツを植えるための準備です。
ここには広葉樹を植えましたが、2度の補植の甲斐もなく、生き残ったのは10本。
夏場は20cm掘ると水が沸いてきます。
重機で砂を入れること等々も検討してみたのですが。

クロマツは多湿に弱いので、今まで以上の大型の溝切りをしました。
大きな「剣スコ」(先のとがったスコップ)3つ入れるぐらいのイメージで。
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1時間半で11本の大溝が完成。さすがオイスカ農業研修生。
さすがの出来栄え。仕事がキレイ。女性もツルハシを使うし、タフです。
帰国前なのに、仙台空港到着直後からいきなり土方。
申し訳ないので休憩を多くいれたら、所長からブーイング。
DSC_0006

「ここの土、とっても固いですねー、先生。すごーく悪いねー」
でも、これでクロマツ植付にチャレンジできます。
いい場所にイイ溝の見本ができました。
やっぱりココは、このぐらいやらなきゃダメだろうな。
それでもダメかもしれないし・・・

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