3月7日、1年間の研修を終えて帰国前のオイスカ西日本研修センター海外研修生12人と
廣瀬所長、指導員の榮さん、スヤディさんが名取に来訪。地元の大槻さんとともに、
現場南端の一番水捌けが悪い0.01haの「溝切り」を行いました。
4月末ごろ、クロマツを植えるための準備です。
ここには広葉樹を植えましたが、2度の補植の甲斐もなく、生き残ったのは10本。
夏場は20cm掘ると水が沸いてきます。
重機で砂を入れること等々も検討してみたのですが。
クロマツは多湿に弱いので、今まで以上の大型の溝切りをしました。
大きな「剣スコ」(先のとがったスコップ)3つ入れるぐらいのイメージで。
1時間半で11本の大溝が完成。さすがオイスカ農業研修生。
さすがの出来栄え。仕事がキレイ。女性もツルハシを使うし、タフです。
帰国前なのに、仙台空港到着直後からいきなり土方。
申し訳ないので休憩を多くいれたら、所長からブーイング。
「ここの土、とっても固いですねー、先生。すごーく悪いねー」
でも、これでクロマツ植付にチャレンジできます。
いい場所にイイ溝の見本ができました。
やっぱりココは、このぐらいやらなきゃダメだろうな。
それでもダメかもしれないし・・・